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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
第二十九話 愚かなる英雄(笑)に裁きを!!
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-二条城-
「一体何が起きてるんだ!!!!?」
英雄派リーダーにして神滅具黄昏の聖槍”保有者である曹操は焦った様子で傍らにいる英雄派主要メンバーの1人でファウストの末裔にして神滅具絶霧”保有者のゲオルグに問いかける
「そ、それが・・・・・・オレンジ色の髪の女が今俺達がいるこの二条城へ向けて爆走しながら英雄派のメンバーを蹂躙してるそうだ・・・・・・・しかも報告によるとその女は神器使いでないだけじゃなく禁手化したメンバーを腕力のみで叩き潰したらしい。」
「馬鹿を言うな!!禁手化した神器使いを腕力で倒せる女がいるわけないだろ!!!!」
ゲオルグから出た返答に対しそう怒鳴る曹操
「大変だ曹操、ゲオルグ!!!」
そこに同じく主要メンバーの1人で北欧の英雄ジークフリートの末裔のジークフリートが焦った様子でやってきた
「何だジークフリート!!!」
「あの兵藤一誠が例の女と一緒に此処に向かってるそうだ!!!!」
「んなぁああああああああにぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!?兵藤一誠だとぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ジークフリートの報告を受けた曹操は目ん玉が飛び出そうな表情でそう叫ぶのだった。兵藤一誠・・・・・・・裏の世界でその名を知らぬ者はほぼいないだろうとされる人物。各神話の神々と交友関係にあり、あらゆる法則を超越した力を有する恐るべき男・・・・・・・・それが今此処に向かってると聞けば曹操の様な反応をとっても仕方ないだろう
「オレンジ色の髪の女だけでもヤバいのに兵藤一誠まで出てくるなんて最悪じゃないか!!!」
「どどどどうするんだ曹操!!!?」
「落ち着け曹操、ジークフリート!!確かに連中はヤバいかもしれないが曹操の黄昏の聖槍”に俺の絶霧”、ジークフリードの魔帝剣グラムと龍の手”の亜種禁手阿修羅と魔龍の宴”が揃えば負ける事は無い筈だ!!!」
動揺する曹操とジークフリートに対してゲオルグがそう言った次の瞬間、何かが二条城へ飛来したのであった
ドゴォオオオオオオオオオオオオオンッ
「パッ!」
「ビッ!!」
「ブッ!!!」
「ペッ!!!!」
「ポォオオオオオオオオオオオッ!!!!!」
飛来し二条城の外壁にめり込んだのは英雄派の構成員達であった
「ど、どうした!!?何があった!!!?」
曹操が構成員達にそう尋ねたその時
「テメエらが黒幕か。」
「藤丸さんのおかげで楽できたぜ。」
英雄派構成員の首根っこを掴んだ状態の立香とイッセー達が姿を現
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