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世界をめぐる、銀白の翼
第六章 Perfect Breaker
麒麟日和
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は、みんなもできるはずだと麒麟は言う。


「"No name"の俺らでも?」

「雛見沢の部活メンバーさんたちは"輝志"ですがね。まあ撃てますよ。彼、シンク・イズミも、地球出身の肉体的には"No name"の人物ですから」

扱い方さえわかれば、彼等でも打てるはずだと説明を終える。


腕が鳴ると意気揚々とテンションが上がっていく一同。
あとは麒麟が相手をする模擬訓練だ。



「闘技場のシュミレート、起動お願いしまーす」

『了解しました、よっ!』

『ばっか唯子そっちじゃねーよ!!』



「「「「「「なんか出てきたーーーーー!?」」」」」」



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昼ごろを少し過ぎたくらいの時間。



「ここか・・・・・・」

男――これまでも様々なモノを蒐集していたあの男だ――が、ある都市へと到着する。



そこは、最近結合した世界の一部分。

今となっては懐かしいが、この街では少し前まで、ある二つの組織がいがみ合っていた。
それ自体は解決され、世界が結合した影響でますます何事もなくなったこの世界。


「緑化都市、か」

森の方を見上げるようにして、街の中に入った。

街の中を進み、森の方へと進んでいく。





「んあ〜・・・・ここがまた結合した土地?」

「そのようね。自然がいっぱいでいいわね」

「そぉ?私たちがいたところも自然はいっぱいだったじゃない?」

「これなら、子供たちもつれてくればよかったですね」


その男と交差するように、街の中を歩いていくのは北郷一刀と呉の面々。
どうやら食事を終え、街の中などを散策して行くらしい。


「この街にもいろんないざこざがあったらしいからな。異能者とか、物騒な奴らがいるって情報だったから、流石につれては来れないよ」

「でも今は落ち着いているみたいね」

「だな。これなら力の調査と、あの森の視察で済みそうだ」


そう言って、森の方を見る一刀。



一応、蓮華と戦闘員である明命、思春を連れて、他のみんなは町の観光などに向かう。


雪蓮曰く「街を見るなら呉の国王だった私の方がいいでしょ〜?」とのこと
面倒なだけだな・・・・と言うのは皆わかっていたが言わないのだ。

大人である。



「深い森だから、気を付けてな?」

「深い茂みに入って、いかがわしいことをすれば貴様にとっては危険かもな」

「し、思春ってば!!」

「俺だってそこまで」

「前例がありますよね?」

「流石に
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