第六章 Perfect Breaker
麒麟日和
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がマウントに立ち、キョンに襲い掛かる。
ハルヒの嫌に楽しそうな笑い声だけが聞こえてきた。
そんな光景を背景にしながら、麒麟はそそくさと次に進む。
「みなさんは振り返っちゃダメですからね〜。さて、次の質問は?」
「あの・・・・」
「はい、まどかさん」
「その人たちは・・・・その・・・・王様とか、ですよね?」
「そうなりますが」
「私たちとかと・・・友達になれるでしょうか?」
「・・・・・・(スッ)」
まどかの質問に、麒麟は黙って指を指す。
その方向には、正座をして話を聞いていたセイバーが。
といっても、いいのは姿勢だけ。
隣の士郎と話をしており「向こうの食事にはどういうものがあるのでしょうか、シロウ!!」とか話している。
それをみて、まどかはぐっ、と拳を握って自信満々に言った。
「大丈夫だ!!」
「ですね!!では、次はー?」
問題を華麗に解決し、次の質問に移る。
次の質問者は羽生だ。
「はい、羽入さん」
「向こうに角の生えた人はいるのですか!?」
「犬耳、ネコ耳、リスシッポくらいしか確認できてませんね」
「「「「ヒャァァアアアアーーーーーーッッッッホォォォオゥウ!!!」」」」
「そこ、うるさい。ですがもしかしたらいるかも?それにその角はかわいいので大丈夫ですよ」
「あぅ・・・・ありがとうです」
「いえいえ・・・・・そこォッ!!それ以上変態行為を口走ったらブッ潰しますよ!?」
「我々は紳士だし淑女です。ねえ?前原さん」
「まったくですな、来ヶ谷さん、八神さん」
「はぅ!!お持ち帰りは出来るだけ我慢してみるよぉ!」
「なんで変態率が男より女の方が高いんだよ・・・・」
「あと!!犬耳だからって、戦場の外でついうっかり太転依と同じ接し方しないこと!!あちらの人たちは人間と変わらないんですから」
「え・・・・・」
「なんでハンマー握りしめて白髪になってんですかそこの犬っ子ォ!!」
「うぅ・・・・グズン。怒られちゃいました、裕理さん」
「戦場ではどれだけやってもいいですが、その外ではみなさん人間と何も変わらないので気を付けてくださいね。あ、そうだ」
と、そこで麒麟が忘れていたかのようにモニターに映像を出す。
そこには
「・・・・・麒麟さん」
「なんですか?」
「砲撃、撃ってるけど?」
「はい、説明します」
普通の人間、とか言いながら砲撃を撃つモニターの中の人間たち。
フロニャ力を体に取り込み、それを輝力という物に変換、撃ち出す「紋章砲」という技術だ。
これに関して
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