シレーナの封じた過去編-7-
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だ、いいね』
『ぁ…ぁ……ぁ』
『あはははっ、それじゃあごきげんよう。もう会う事なんてないでしょうけど!あはははっ』
ヒドイ……自分の子供なのに。どうしてあんなにヒドイことが平気な顔で言えるんだ!
「やはり……」
「パピコさん?」
「あの人。デスピル病にかかっています」
「えっ!まさかじゃあ!?」
「はい。きっと急におかしくなっていったのも、すべてはデスピル病のせいで心が壊れていったのが原因かと」
「デスピル病……」
「早く次の階層へ行きましょう。なにか善からぬ事が起こるような気がします」
「……うんっ。行こう!」
新たに解った真実。シレーナのお母さんはデスピル病患者だったんだ。
だから挙動不審だったり言動がおかしかったりしたんだ。
デスピル病…なんて恐ろしい病なんだ。かかったその人だけじゃなくて周りにいる人にまで不幸し絶望させ闇に落とすなんて……許せない。絶対に。
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