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小悪党の末路
第三章
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「実はね。被害届が出ているんだよ」
「それに刑事告訴もね」
 その二つが来ているというのだ。
「君宛にね」
「それで我々は来たんだよ」
「えっ、俺何もしていませんよ」
 彼には自覚はなかった。少なくとも。
「本当に」
「あるサイトの管理人さんからその二つが来ているけれどね」
「心辺りはあるね」
「あのサイト!?あんなの何でもないじゃないですか」
 自覚しないまま犯罪を認めた。これが決め手になった。
 私服の警官達は厳しい顔になりだ。その保谷にこう告げた。
「詳しい話は署で聞くからね」
「じゃあ来てくれるかな」
「そんな、俺は何も」
 保谷は必死に言おうとする。しかし。
 警官達はその彼を警察に連れて行った。そうして取調べをするのだった。
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