教員研修のヴァルキリー
両手に花状態のデート×クリフォトの拉致理由
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達の元に来ませんか?」
ここで神器使う訳もいかないんで、とりあえず何人か来させて警戒しているが。話だけでも聞く為、隣に座らせてから直球過ぎる事を発したからか顔面蒼白したロスヴァイセ。ここで俺はとある言葉を思いついた。
「・・・・ここに知恵がいる。思慮ある者はその獣の数字を数えよ。その数字は人間を表している。その数字とは『666』である・・・・黙示録の一節でトライヘキサに関して書かれてる。お前ら悪魔がこれを言うと頭痛の元になる。まあ朱乃とロスヴァイセは頭痛にはならないがな」
「流石ですね。CB総司令官は何でもお知りのようだ、ヨハネの黙示録に記載されておりますが貴女はアースガルズでの学生時代に一つの論文を書いたそうですね。タイトルは『黙示録の獣について』でしたか」
「・・・・最近ウチの図書室でロスヴァイセを見たと言ってたが、聖書関連についてでトライヘキサの話をルーマニアで聞いて思い出したんだろ
「はい。ですがアレは結論が纏らなかったので破棄しました・・・・提出した論文は違う代物ですが、何故それを知ってるのです?」
学園の図書室やウチの視聴覚室で聖書関連を読んでたが、666について調べてたのだろう。でだ、結論が出なかったので違う論文を出したはずだが何故コイツが破棄した論文の事を知っているか。その問いに奴は笑みを浮かべながら説明する。
「トライヘキサに関する情報を粒さに集めてるのが我々ですから。例え過去に破棄した論文であろうとそれが私達の望む物に繋がるのであれば、世界の果てにあろうと拾ってきますよ」
「なるほど、貴様、当時ルームメイトの記憶を見たのだな。だからロスヴァイセが『666』の論文について知ってる訳か」
「はい。ですが記憶を見ると言う行為は非常に骨が折れるぐらいの作業でして、織斑一真は簡単に記憶を見れる事だけは羨ましさを感じますよ。まあ断片的でしか見れま
せんでした」
ここで何か起こせば一般人に被害が起きる。騒ぎの元となりたくないし、蒼い翼関係者が居るなら更にマズイ状況となる。ここは俺の顔に免じて許す結果となり、俺ら三人は早々と立ち去ろうとした。それに襲われたルームメイトは無事である事を告げてから、ロスヴァイセの髪を手で掬おうとしたユーグリットを阻止したのは朱乃だ。
「ロスヴァイセに手を出すのであれば、この私が相手をしますわよ?」
「手は出しません。私は貴女の能力が欲しい、貴女は優秀で貴女自身が思っている以上にね。黒髪より銀髪の方が私としては美しいと思いますが、まるで・・・・と、どうやらここまでのようですので立ち去るとします。また会いましょう、それまで答えをお待ちしております」
それだけを言い残しながら人混みの中に消えていくユーグリット・ルキフグス。警護の者に尾行させたが撒かれた
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