教員研修のヴァルキリー
両手に花状態のデート×クリフォトの拉致理由
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名で来ても変わらんか、まあいいとして・・・・二人は好きなのを試着したりして気に入ったのがあれば店員に言え。値段を気にするタイプだが、デートの場合は気にしなくていいからな」
「あらあら一真さん。ではそうしましょうか、ロスヴァイセも好きなのあれば試着しても構いませんよ」
「ですね。お化粧に服やアクセサリー、時間があるので纏めて見ていきますね」
との事により買い物気分を楽しんでる朱乃とロスヴァイセ、最大限に盛り上げていく中で俺はロスヴァイセの経歴を端末で見ながら二人を観察。
初デートも初キスも初情事も全て相手は俺であるが、グレモリー眷属では決して出来ない事でもある。男性は祐斗とギャスパーのみだし、こう言う事するのは恐らくこちら側に来てからなのだと思った。
故郷で勉強をしていて周囲のヴァルキリー候補生達は、ヴァルハラの戦士と化したカッコイイ英霊達の話で盛り上がる。同期は異性にうつつ抜かしてる間、一歩前進する為に机で勉学を励んでいた。
青春を勉強に費やしたからヴァルキリーにはなれたが、今思えばもう少し遊べば良かったと少し後悔してるんだと。今目の前で朱乃と楽しんでるのを見ても充分青春してる乙女にしか見えん。
『今ロスヴァイセの事を考えていたのか相棒』
『起きてたのなら話し相手でもいいが、歳は周りに居る女子らと余り変わらんが俺はどうだろうな』
『一真は不老不死の神だからか、外見と中身が同じだと思う時もあるけどね』
『確か学生気分で居られるのは何回かあるんだよね〜』
『大江戸チームやISチームの外史に居た時にな、国連軍と学生での板挟みだがここだと学生兼軍人兼会社員って感じだ』
オーディンに置いてかれたロスヴァイセだが、北欧神話主神の側近として居たのも大きな経歴である。現在進行形で偉大なる英霊より偉大なる神の頂点と婚約者になったヴァルキリーは一人しかいない。複雑な過去持ちであり、とある時に見せてもらったワッペンに複雑な紋様で幾重にも刻まれたルーン文字を円形に列ねた独特な形。
それはゲンドゥルの魔法陣で紋様は家に代々伝わる固有家紋のような代物。家の長子たる者は代々受け継ぎ心と体に刻まれて後世に残す事になってたが、ロスヴァイセは長女で長子なのに受け継ぐ事が出来なかった。詳細を調べるとアースガルズに住む半神の一族は、それぞれの家で独自魔法・独自技術・独自伝統を作って研磨して後継に継承する事。
代替わりとする時に、家の跡目を継ぐ証として独自の紋様を心と体に刻み込む。これは代々跡目を継ぐ、ロスヴァイセの母親も家の紋章を受け継いで長女であるロスヴァイセにも受け継ぐ予定とされていた。だが何度も継承儀式しても心身と魔法術式に紋章が宿る事はなかった。北欧支部から詳細な報告書でな、兄弟が居なかったから紋章は遠縁の
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