教員研修のヴァルキリー
両手に花状態のデート×クリフォトの拉致理由
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が「666」と言う数字に焦点合わせてたけど、術者の中には異説を唱える一部の者達が「616」からアプローチを始めたそうらしいよ。そこにあるリストには、今回拉致された魔法使い全員が「616」から「獣の数字」を調査してた者達ばかりだそうだよ』
獣の数字には『666』と『616』があり、異説よりも異読の方が正しいが一部だと『616』の方が本文なのでは?とされている。ヨハネの黙示録については調査中であり、拉致された者らを保護してきた諜報者から聞いた。治安維持部隊と連携&監視してるし、シャルロットが『616』で『666』の封印術式を編んだとも言われてる。
「確かに私が封印術式時にそれで編みましたが、今がどんな状態かは分かりません。私が施した後に一真が更に強固させたのなら、問題ありませんがロスヴァイセが学生時代に書いたと言う論文を覚えてる限りでいいので紙に書いてもらえませんか?私とアザゼルが調査しましょう」
「その必要はないぜシャルロット、俺がその論文の原本を保管してある。この外史に来た時に『666』についての情報があって封印術式を強固させたけど、ロスヴァイセが破棄させた論文は俺が再生させてるから心配いらねえよ。当時の物を大切にしてて、人間界本家の金庫に入れてるはずだからちょいと待っててくれ」
「少し前から書き起こしてありましたが、まさか私の破棄した論文を持ってるとは思いませんでした『俺もだ、まさか一ちゃんが持っていたとは驚きだぜ』少し掛かるらしいので紅茶でも飲みながら待ちましょうか」
人間界本家にある金庫は貸金庫並みのデカさで時間が掛かるのを知ってるロスヴァイセだからか、メイドらに飲み物を準備させてる時に原文保管してたなど誰も思っていない。俺が居ない間、リアスがサーゼクスに頼み事をしてたらしく一緒に聞いてた朱乃から後程教えてもらうか。
何を企んでるかは知らんが、本人確認とIDカードと指紋認証と暗証番号などを入れる。金庫内に古いレポート用紙を保管してるファイルを持ち出した後、戻る頃には紅茶とお菓子を食べてた。
「待たせたな。一応確認として、これがロスヴァイセが書いて破棄させた論文だ」
「・・・・これはまさしく本物ですね、難しい魔術文字と術式が書かれたレポート用紙です。原本は私が預かってもよろしいですか?」
「一応これは証拠品として再度金庫行きだが、複製したブツならいいよ。本物と確認させたんでな、アザゼルには複製品を送るんで」
『そうしてくれると助かったよ一真君。こちらよりも総督兼研究者のアザゼルに送ってもらうから助かる』
『来た来た。レポートを軽く見ただけでもだが、ロスヴァイセも大したもんだと思う。何せ祖母と同じような代物を調べてたそうだからな』
複製品を二つ創り、ロスヴァイセとアザゼルの手元に渡る。
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