暁 〜小説投稿サイト〜
禁じられているからこそ
第三章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
よ、法案に賛成している奴には煙草と麻薬を一緒くたにして言っている奴がいるけれどな」
 それがというのだ。
「違っていたんだ」
「そうだったのね」
「煙草と麻薬が一緒なら酒もならないか?」
「麻薬と一緒だって」
「ビールもな」
「そういえば昔のアメリカで」
 フレデリカは海の向こうのこの国の話を思い出した。
「禁酒法ってあったわね」
「それで今のドイツみたいなことになっただろ」
「ええ、アル=カポネが大儲けしたわね」
 酒の密売、まさにそれでだ。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ