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初詣
第五章
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 またこう言う未祐だった。
「実際に行ってみると違うけれど」
「そうでしょ。周りに人が多いしね」
「それに厚着だから」
 振袖だ。それだけでかなりの重武装だ。
「あまり寒くないわ」
「でしょ?だからね」
「初詣には行くべきなの」
「そうよ。実際に来ていいでしょ」
「美味しいもの一杯食べられたし」
 未祐が最初に言うことはやはりこれだった。
「いいと思うわ」
「じゃあわかるわよね。お正月ならね」
「初詣ね」
「そういうこと。じゃあ絵馬を飾って」
 既に絵馬は書いてある。未祐も名前は書いていない。
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