第十七話 マユ襲来
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
畢がランに言った。
「お前次元移動できるだろ」
「出来るけど・・・次元はたくさんあるからな・・・時間はかなりかかるぞ」
言った事のない世界の特定は困難らしい。
そんなこんなでマユはしばらくの間キャピトラに居候することになったのだった。
「それじゃ・・・また!」
「がんだむさん」
外へ出る新之助を追いかけるマユ・・・だが見失い入れ替わりに変身を解いた新之助の姿が・・・
「がんだむさんは!?」
「ええっと・・・飛んでったよ」
必死に誤魔化す新之助。どうもマユの夢を壊してはいけないと思ったのか変身している事は黙っている事にしたらしい。
その夜
「おといれ」
寝つけなかったのかトイレに起きたマユ。
すると間違えて地下室のドアを開けてしまった。
「ふぇ?」
マユが入ったと同時に地下室が明るくなり格納されているライダーマシン・モトホッパーとブライドロンの姿が・・・
「うわあ!」
マユがブライドロンの前に立つとドアが開きシートに座ると内部のメカニックに驚き。
「あなた何ができるの!?」
ブライドロンに搭載されているモニターが映り分析機能が起動しマユの身体をスキャンした。
結果は健康そのもののようだ。
「他には?おしゃべりは出来ないの!?」
すると
『マユさん、車が喋るはずないでしょう』
「しゃべるよ〜・・・!?今しゃべった!!」
マユの前で喋ってしまったブライドロン・・・すると・・・
『・・・未熟者が』
モトホッパーも声を出した。
「バイクがしゃべった!」
喋るバイクと車に喜ぶマユ。
『マユさん・・・この事は秘密にしておいて下さいね』
「どうして?」
『他の方に知られてしまえば騒ぎになってしまいます』
『コクコク』
二台のマシンのお願いにマユは。
「うん!わかった!じゃあ私達友だち!」
すると・・・
『はい。私たちは友達ですねえモトさん』
『コクコク』
そうしてマユはブライドロンの中で一夜を明かすのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ