第十七話 マユ襲来
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「その子を離してもらおうか!!」
「がんだむさん!」
新之助が駆けつけた。
『ふん・・・貴様さえ来ればこんな娘どうでもいい』
マユを離すとマユは新之助の元へ駆けよる。
「がんだむさん!」
「マユちゃん!隠れてるんだ!」
「うん♪」
マユが隠れると新之助は盾を取り出し武者殺駆に向かって構えた。
すると武者殺駆たちが集結し巨大な目玉に変化すると一つとなり再び変化を始めた。
「なんだこりゃ・・・」
『奴ら・・・一体』
武瑠もこのような現象は初めてのようだ。
『我が名は武者死愚・・・』
死愚と名乗った武者は新之助に刀を振り下ろすが盾で防がれるが凄まじい衝撃波が生まれる。
だが死愚の攻撃は二撃・三撃と続き徐々に新之助の体力を奪って行く。
「何ちゅう馬鹿力・・・畢姉並だぜ・・・」
『ああ・・・あいつのパワーは並大抵じゃないからな』
「けどね!!」
ユアと共に防御方法で特訓した新之助にとっては・・・
「畢姉に比べれば軽い!!」
そう言って死愚を吹っ飛ばした。
更に自ら盾を引っ叩き衝撃波を放ち死愚を更に吹っ飛ばした。
「擢呈駆嗚呼無樹!!!」
『ぎゃああああああああああああ!!』
擢呈駆嗚呼無樹の一閃で死愚を消滅させた。
マユを元の世界へ戻すべく新之助はマユを抱えた。
「よし!今すぐ次元を」
『ダメだ!』
「え?」
マユを抱え飛び立とうとする新之助を止める武瑠。
その理由は
『あの次元移動はお前が超光速飛行の偶然の産物だ・・・変身しているお前のみなら出来る・・・だが普通の人間のマユが耐えられるわけがない』
「くそ・・・」
「がんだむさん?」
寂しそうな顔になるマユに新之助は・・・
「心配ない・・・必ず・・・必ず俺が君を元の世界に帰す!」
「がんだむさん」
勇気づけられるマユ・・・だが問題は・・・マユを保護する場所だが狂四郎の所ではユアたちに勘ぐられる可能性がある為・・・問題も無く安全な場所は・・・
キャピトラ
「おねげえしやす!!」
「なんじゃ?」
武瑠に変身したまま畢に両手を合わせる新之助。
最も安全な場所は変身ヒーローで尚且つ新之助たちの複雑な事情を知っている畢たちの所だと思ったらしい。
「あいよ〜・・・」
あっさり承諾する畢はマユにフルーツジュースを出した。
するとマユは・・・
「しょっかくがある♪」
そう言って畢の触角(アホ毛)を握るのだった。
「・・・手ごわい」
「慣れるまで時間かかりそうね」
その様子を見てウンウンと頷くラン。
すると
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