第二十八話 力と佐津田刑事の愛の逃亡日記
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ある日の警察署
「佐津田君これどういうことかね?」
佐津田刑事が上司にガミガミ怒られていた。
その理由とは・・・
「天下の警察がこんな高校生一人逮捕できないなんて恥さらしだよ?」
そう言って中指立ててアッカンべーしている力の写真を見せる上司。
そう佐津田刑事が怒られている理由は力を逮捕に至らないことだったりする。
「しかし!あいつはいつも巧妙に逃げまして!!」
「だまらっしゃい!さっさと彼逮捕してこないと君クビだよ」
「クビいい!?」
力の逮捕にクビがかかってしまった佐津田刑事だった。
第二十八話 力と佐津田刑事の愛の逃亡日記
警察署の駐車場で待機する佐津田刑事は怒り浸透している。
「ぬうううううううう南力め!!」
力と関わりを持ってからロクな目にあってない佐津田刑事。いつも逮捕はするのだが『横暴だ』という空将の何かしらの圧力やらはやての土下座などもあり基本的に釈放されてしまう力。
「今度という今度は必ず逮捕してやる!!南力めえええ!!」
そう言ってパトカー(後のガードスター)のハンドルと潰しかねないほどの握力で握っているのだった。
翌日
「あらよっと!」
ゲームセンターの道路に面した屋外のUFOキャッチャーで遊んでいる力。その風景は何処にでもいそうな唯の留年した高校生だが・・・
その日常風景は突如として壊された。
ピーポーピーポー
「ん?なんだ?」
何やらサイレンの音が鳴り響き全方位取り囲まれてしまった。
すると
「南力!逮捕だあああ!!」
何やらコントローラーの様な物を持ってパトカーのボンネットの上に立っている佐津田刑事。
因みに力に身に覚えは・・・
「う〜ん・・・ありすぎてわかんない・・・」
毎度言っているように力は///
【人に恨まれるような人間】
である為心当たりが多すぎてわからないのと、恨まれる事などやり尽くしている為今更どうとも思っていない。
現に海鳴に住んでいる99.99999%の人間は力の事を嫌っている。
力の友達になろうとする人間は物凄〜〜〜〜〜〜〜〜く特殊か酔狂な人物であろう。
「今日は貴様を逮捕する為に秘密兵器を持ってきたぞ!!」
「・・・なんだあれ?」
佐津田刑事がコントローラーを弄くるとパトカーの背後から巨大なアームを持った装甲車が現れた。
「・・・なんじゃあれ?」
「名づけて『南力キャッチャー』だ!!」
どう見てもUFOキャッチャーのアームが付いた装甲車。
それを見た力は・・・
「・・・ゲームセンターで思いついたのか?」
「喧しい!往生しろ!!」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ