暁 〜小説投稿サイト〜
異世界に転生したら、強くてニューゲームでした。(編集中)
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聞きたくない。本当は、わかっていた。お父様は、僕が慣れてきたから1人で依頼を受けさせるって言ってたけど…。なにか隠してるのは、知ってる。
『ああ、もう、時間がない。あーあ、お前がここにいるって言ってくれたら、もっと話せたのに。仕方ないか』
足を動かすと、ジャリ、と音がした。スィエルが破壊した噴水の残骸だ。あっちの世界に、戻り始めている。
『ほら、戻りたかったんだろ?じゃあな』
◯◯の輪郭が揺らめく。最初、現れたときと同じように、無かったものとして消えてしまう。それが嫌で、手を伸ばした。感触はない。スカッと、空を切った。
意識が遠くなる。手を伸ばしたままの僕の視線の先で、彼は笑った。
ーー暗闇に、落ちていく。
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