教員研修のヴァルキリー
期末試験後の感想×地下百階による修練
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教師やるか社長秘書兼護衛やるかはロスヴァイセ次第。両方やる事も可能だと言ってるし、その場合は非常勤教師となっても構わんと。
創始者兼理事長の俺はまだ視察してないが、蒼い翼冥界支社からも派遣させてるしソーナの夢でもあるから。生徒会の仕事と共にシトリー眷属は大忙し、初代の修練よりも『学校』の方を優先させろ。己の鍛錬もいいが、夢は現実として叶えさせてみせろと。
「俺はまだ視察してないが行かせてもらうぜ、蒼い翼本社社長兼CEOと学校の創設者兼理事長としてな。グレモリー眷属も手伝いに行くと言ってたし、CB側からも手伝うよう通達してある」
「それは非常に助かってるよ。何せ学校を建てたのが織斑であり、蒼い翼冥界支社の人達から色々と教えてもらっている。初心者の俺達じゃ全部対応不可だった所をプロの講師からな、それとサイラオーグの旦那も今日から駆けつけてくれるとは聞いたけど、そっちの方はどうなってんだ。ここにいるんだろう?」
「初代も俺も既に承諾してる。バアル眷属や学校に関わる者らの配慮、修練よりも今やる事を最優先させろと。修練は何もここでやる事ではないんでな」
「だな。出資者が教師や生徒を集めてるのも冥界支社だと聞いてるが、本社社長が視察しに来た事は無かった気がする。視察は早めで頼む」
それだけこの手の学校に通えない子供達は沢山居るし、将来レーティングゲームに参加したいと思うだろう。悪魔の階級何て関係のない学校、今までだと一般悪魔の将来に選択肢が余りないと今まで考えてた様子。
それは俺達蒼い翼冥界支社が出来てから変わり始めた。入社してから沢山の選択肢があり人間界に行きたいのであれば、制約付けて人間界支社か本社に就職させる。冥界の御家事情ってのは、余りにも過酷過ぎるし運があれば慈悲の無い世界となってた。
「じゃあ俺、そろそろ行くわ。それじゃあな」
「ああ。ソーナによろしく伝えといてくれ」
そう言ってエレベーターに乗って行くが、地上とここでは数分しか経過してないから慣れないと時差ボケする。なので地上とここでの時間は所々にある時計が示していて、時差ボケしなくなったが・・・・と考えてたら俺の目の前でデュリオが落下してきた。何だ?そう思って上を見上げるとイリナのソーラービーム、翼に太陽光を溜めて技とし変換するようにしてるとか。
「一真君、大丈夫?ごめんね、ジョーカーが曹操からの攻撃後にドーナッツ食べてたから出力抑え気味のを撃ったんだけど」
「大丈夫だ、悪いのはコイツだっ!」
『パシィィィィィィィィィィイン!』
「・・・・痛いス。ただドーナッツ食ってただけでこうなるとは」
「曹操との相手に余裕しているからこうなるんだ、どうせスイーツ補給しないと生きていけないとか言うつもりだが没収させてもらう」
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