教員研修のヴァルキリー
期末試験後の感想×地下百階による修練
[2/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ど、ゼノヴィア達はどうだったんだろうか?俺はゼノヴィアがいるとこに行ってみた。
「女子達、何かあったのか?」
「一誠君、ゼノヴィアたら凄いのよ!全教科平均で九十点突破しているの!まあ一誠君が全科目満点なのは通常運転だから知ってたけどね」
マジか。頭の出来も皆よりいいのか、全科目満点取ったとしても感情が昂る事はない。俺のは通常運転なのは知ってるが、まさかゼノヴィアが全科目平均で九十点とは。ヴァーリ達もそれぐらい取ったが、外国からの転入生ってのはシーグヴァイラ達と同じハンデ持ってたとしても満点が多いようだ。
元々次期大公の娘なのか、人間界の勉学もある程度してたと聞く。パワーバカのゼノヴィアだと思うけど、頭の出来だけは違うようだ。
「自分がどれくらい出来るか試したくなっただけだよ。流石に国語だけは一番点数が低かったが、一誠は日本人なのにどうしてヴァーリ達は国語が満点なんだ?」
「俺らには超一流な家庭教師が居るからな。それにシーグヴァイラも似たような事をしてくれたんだと」
「私は元々勉学が好きでしたし、お父様から英才教育のお陰よ。あとは日本に来てからはヴァーリの言う通り、超一流な家庭教師のお陰かしらね」
超一流な家庭教師と言うのは俺なのだが、駒王学園で満点叩き出したのは学年だと俺やヴァーリ達転入生組。無論イリナもゼノヴィアやアーシアより高かったが、同じ日本人でも教え方が上手い俺だから高得点取れたんだと。
二学期の中間テストも似たような点数取ってたし、優秀組は俺ら人間界本家組でエロバカ二人組が一番の劣等生。すると桐生が何気なく言ってた事により、特に男子共がやかましかったが。
「アンタらの子供、父親に似たらどうなるのかしら?悲劇になるのかそれとも・・・・」
「何、教育と環境次第でどうにかなる」
「愛があれば良い子に育ちます」
「一応悲劇にはならないわ、相手が相手ならね」
「まあそうよね。兵藤が父親なら優秀な子供になりそうだけど、アンタら二人だと悲惨な事になりそうだし」
子供、ね。すると教会トリオは平然と答えて行き、別に返事返さなくとも良いだが三人の答えにより想定内の事を返していた。頭脳も身体的能力も出来が違い過ぎるし、駒王学園のみ偽名で通してるからか。変な目で見られてないし、逆に二人に視線を向けてた。
「クソッ!この裏切り者がっ!」
「アーシアちゃん達のファンの前で断罪されろっ!」
「そんなパンチなどゆっくり過ぎて欠伸が出そうだ。お前らにはこれでも喰らいやがれ!」
嫉妬した表情の二人組同時のパンチを放つが、軽く躱してから手元にあったドラム缶で叩き殴る。プロレス技されても軽く抜けられるし、他生徒は何時の間にドラム缶が?と思ったらしい。他目線だと持ち直したハリセ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ