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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start
Turn:9 VF交流会
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そこにはたくさんのファイトテーブルとファイターたちが集まっていた
「すげえな、交流会ってのはいっつもこうなのか?」
その光景に呆気にとられるタツマ
「今はU-20前だから特に………あっ」
トコハはタツマの質問に答えながらふと見覚えのある顔を見つけて歩み寄った

タイヨウは支部に所属するファイターと今日の交流会のことについて話し合っていた
「ああ、だから君たちも………」
「タイヨウ君」
突如かけられた声にタイヨウが振り返るとトコハとミライの姿を見つけ目を見開いた
「トコハさん、ミライちゃんも一緒だね、久しぶり」
「お久しぶりです、タイヨウさん」
手を振って挨拶するタイヨウに笑顔で返すミライ
「私も一緒ですよ」
そう言ってミツキが声をかけるとタイヨウは驚いた様子を見せず彼女にも挨拶した
「あんまり驚かないんですね」
「君たちがチームを組んだことは僕の耳にも届いていたからね」
丁度その時タツマがこちらにやってきたことに気付きタイヨウは彼にも笑いかけた
「初めまして、ここの職員で明日川タイヨウ、昔は僕もU-20に出場していたんだよ」
「………東海林タツマ」
「東海林………ああ!君がカズマさんの」
「………親父のこと知ってんのか?」
タツマの言葉にタイヨウは頷いた
「元は同じチームだったんだ、今日の交流会には僕も出るから、ファイト出来るといいね」
そう言ってタイヨウは別の場所へと移動していく

壇上で巫女服を着た女性職員、トコハ曰くここに所属するクランリーダーだそう、が説明をしていた
「交流会は文字通り、様々なファイターとの交流を目的としております」
そう言ってスクリーンの方を指す女性
「皆さんのファイカに追加したアプリはこのイベントで使う専用のもの、中央の赤いボタンを押せばファイト相手を探すことが出来ます、表示された番号のテーブルに移動していただければ同じテーブルに振り分けられたファイターとファイト」
タツマがファイカの画面を確認する
他に緑と青の小さなボタンもある
「自分で決めた対戦相手と対戦する場合は青いボタン、空いているファイトテーブルまで案内します、緑のボタンはイベント用に用意されたクエストを受領するためのボタンになっています」
「クエストも受けられるのか………」
「まあ、基本は赤か青狙いね」
「トコハちゃーん」
自身のファイカをタツマに見せるトコハに話しかける女性
「クミちゃん!?」
「お袋?どうしてここに」
「保護者としてきたんだ〜、ほら」
そう言って後ろを見るクミ
つられて彼らも同じ方向を見ると
「タツマも来ていたのね」
先日出会ったチームプリエールの三人の姿が
「ふふっ、あなたたちも来ていたのね」
チームプリエールの赤髪の少女がミライたちに笑いかけたのを見てタツ
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