第17話 知らぬはラミディアばかりなり
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判るけど、くだらないよなー」
「ラインハルト、何れ社会に出れば、否応なしに社会の荒波に揉まれるんだからさ」
「キルヒアイスは、人付き合いが上手いもんな。俺なんか下手だから喧嘩になっちゃうよ」
「アハハハ。そうだよね、ラインハルトは睨んじゃうのが欠点だよー」
「そうかな、気を付けるとしよう」
「しかし、フェザーン産だけでやると、万が一の時に困るんだよね」
「それは?」
「例えば、フェザーンがダンピングして帝国の同種の資材生産を出来なくさせた後で、いきなり値上げとか、供給を搾るとかされたら、目も充てられないね」
「なるほど、商売だからそれもあり得るわけですね」
「汚い手だが、理にはかなっているな」
「そうなのよ、だからこそ、供給元は分散しておくのが良いわけだよ」
「そうなると、此方でも商社を作った方が良くないかい?」
「じゃあ、ラインハルトとジークがやってみる?ミューゼル商会なんか良さそうだよ」
「未だ未だ、我々じゃ未熟だよ、未だ勉強する事が必要だし」
「それなら、大学行って経営学を学ぶのも良いかもしれないよ」
「なるほど、確かに有効的ですね」
「商科か、面白いかも知れないな」
この様な話しをしながら楽しそうに3人は未来へのビジョンを語るのであった。
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