その1
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ている意味が理解できなかった。
たまちゃんの母「まあ、とにかく、学校があるからたまえ、着替えてご飯食べなさい」
たまちゃん「うん」
タミー「はい、お母さま!」
たまちゃんの母は朝食にいつもより負担がかかった。何しろ1人増えたのだから4人分の朝食を作らなければならなかったからである。
たまちゃんの父「しかし、家族が一人増えてなんだか楽しくなりそうだなあ、この朝食の様子を写真に残そう!」
たまえ「お父さん!」
タミー「やめて、お父様!タミーはそんなの恥ずかしくて嫌よ!」
たまちゃんの父「はは、もうひとりのたまえは恥ずかしがり屋だな。まあ、そんなこと言わずに、はいこっち見てー!」
たまちゃんの父は娘の制止を振り切って撮影を強行した。
タミー「ああ、いきなりこんな写真を撮られるなんてどうしてお父様はタミーにこんな辱めるの!?イヤー!」
タミーは泣き出した。たまちゃんはもう一人の自分にかまっていられず、すぐに朝食を食べ終え、身支度をして学校へ行こうとした。
たまちゃん「私、もう行ってきます!」
タミー「あ、待って、私も学校に!」
たまちゃん「来なくていい!迷惑!」
たまちゃんはさっさと家を出て行った。タミーは哀しい表情をした。
タミー「そんな、いつも心の中ではいつも学校に連れて行ってもらえたのに、なんで今日はダメなの!?いや、タミー、そんなの嫌!!」
たまちゃんの母は心配した。
たまちゃんの母「朝からこんな騒がしくなるなんて落ち着かないわね・・・」
たまちゃんは父の他に頭を悩ます人が増えるとなるとたまらなかった。
たまちゃん(もう、何なのよ・・・。これはきっと幻よね!家に帰ったらきっと消えているはずよね!)
たまちゃんはそう願って登校した。
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