第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change12:リアスVSソーナ:序盤〜Start game〜
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注意しているときなんですが…」
確か、俺とすれ違いになったときか。
あの時、シンと小猫ちゃんが何を話していたのかはわからないが、なにかあったのか?
「あの時シン先輩の顔がまるで後悔しているような表情をしているようでした」
「後悔…?」
「はい、確か…『お前自身の恩人に迷惑をかけたから俺はああしたんだ……』の時遠くでしたがシン先輩はまるで自分を責めているようにも見えました」
シンが後悔……。
正直シンは謎だらけの存在だ。
自分の事に関してはあまり話そうとしないし、家族のことを聴くとうまい形ではぐらかせてしまう。
シンの言葉や行動には必ず意味がある。
今までそうだったから。
「それで、私あれから考えて、思い出したらシン先輩に失礼なことを言ってしまっ他ことに気づいて、それで……」
小猫ちゃん…。
俺はシンと小猫ちゃんの会話を詳しくは聞いていないけど、小猫ちゃんの顔を見るとかなり罪悪感があるみたいだ。
それなら……。
「なら小猫ちゃん、このゲーム勝とう」
「イッセー先輩…」
「どうせならここまで俺たちに尽くしてくれたシンたちに報いるためにも絶対このゲーム勝とう。それも誰もリタイヤせずに。それとゲームが終わったらちゃんとシンに謝りに行けばいいよ」
「……はい、イッセー先輩。このゲーム勝ちましょう」
「おうっ!!やってやろうぜ小猫ちゃん!!」
―○●●●●○―
ゲーム開始数分前。
俺たちはゲームフィールドに転移する専用の魔方陣の上にいた。
ちなみにアーシアとゼノヴィア以外は駒王学園の夏服だ。
アーシアはいつものシスター服で、ゼノヴィアはエクスカリバーの一件の時の戦闘服を着ている。
どうやら二人ともそっちのほうが落ち着くようだ。
そして見送りには、部長の親御さんとミリキャス、アザゼル先生、そしてシン、テュールさん、羽衣が来ていた。
「初めての公式戦、頑張りなさいリアス」
「次期当主としてグレモリー家の一員として恥じない戦いをしなさい」
「頑張ってくださいリアス姉さま?」
「まあ、あまり修行には関わっちゃいないが、俺ができることはした。あとはお前ら自身だ」
部長の親御さんとミリキャス、アザゼル先生が声援を送ってくれる。
しかも部長はこの声援でさらに気合が入ったような気がした。
そして……。
「皆、頑張ってね?」
「イッセーたちの奮闘、楽しみにしておるぞ」
テュールさん、羽衣も声援を送ってくれた。
俺、二人と手合わせして手に入れた力全力でふるって勝ちに行きます!!
「まあ、俺絵からいえることは一つだけ
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