暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第2章 『ネコは三月を』
第37話 『ご存知なので』
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「……離れた、なんで?」
「――まさか」
シルバーカーテンを解き、上空をクアットロが見上げると、そこには、
「広域空間、攻撃!!」
「うそぉ〜」
信じられない大きさの魔力の生成が目視できた。ディエチはひるみ、クアットロは本当に焦っているのかもわからない声を上げる。
「遠き地にて、闇に沈め」
はやては目標を定め、
「デアボリック・エミッション!」
魔法を発動させた。
大きく周りがその魔法に飲み込まれていく。
二人は自分たちが考えているよりも危険が大きいものと判断するも、その判断が遅く一度は飲み込まれる。が、何とか脱出できた。
<投降の意志なし……逃走の危険ありと認定>
とある電子性の声が聞こえたと思い、見上げるとそこには金色の髪の執務官。
<砲撃で昏倒させて捕らえます>
背後には二つに結んだ空尉がデバイスを構え、取り囲んでいた。
[……さすがに、まずいわね]
[どうする?]
追い込まれた二人は何とか脱出を試みようとするがすぐには案がでない。
「――ディエチ、クアットロ。じっとしてろ」
どこからか二人にだけわかる声が頭に入ってきた。
「IS発動。ライドインパルス」
その女性はエネルギーを込め、目標を定めると腰を低くかがめて構える。
同時にフェイト、なのはもまた魔力を練り上げ、
「トライデント……スマッシャー!」
「エクセリオン……バスター!」
ディエチとクアットロに向けて砲撃を打ち出した。速度は速く、二人は先ほどの声を聞かなくとも動けそうにない。
なのはとフェイトの魔力砲が二人に向けられ当たったとき、通信室では「ビンゴ!」と声が聞こえたが、なのはとフェイトは当たったという感触は得られなかった。
「ちがう、避けられた!」
「直前で救援が入った」
「アルト、追って!」
その言葉にアルトはすぐ行方を追った。
△▽△▽△▽△▽△▽
「それじゃあ、ヘリは無事なんだな」
ヴィータは光以上のものは確認できず、もう一度通信にて確認する。誰が助けたかよりも無事である事に彼女は息を漏らした。
「じゃあ、こっちの報告をする」
ヴィータは悪いという言葉から、相手を逃がした事とケースも取られたことを報告した。
リインはスバルたちの責任ではなく指揮官の不始末である事を合わせて伝える。
「副隊長、あのぅ」
「なんだよ! 報告中だぞ!」
「いや、あのずっと緊迫してたんで切り出すタイミングがなかったんですけど……」
「レリッ
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