第1話 転生したら三年で貧乏
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のです、焦りますよ、銀英伝ですよ、下手すれば死亡フラグ満載じゃないですか、いやしかし、女の子に転生したのだから、軍にとられることもない、同盟なら徴兵あるけど、帝国では女性は後方事務だ安心だ、このままいても、ベスターランドとかイゼルローン近辺の焦土作戦地帯に住まなければ、オーディーンに居れば、死亡フラグは殆ど無いじゃん、万歳ーーーーー
そう思っていたときもありました・・・・・・そうなのです、家はなんと門閥貴族だったのです、男爵だけどね、フレーゲル男爵とかキンメル男爵とかヴェストパーレ男爵夫人とかと同じなんですね、こりゃあ困った、このまんまだと、リップシュタットで流刑星送りじゃないか・・・・こうなれば、ラインハルト側に付いて生き残るしかないか。
いやね何是門閥貴族か気がつかなかったって言うと、家見ればわかるんだけど、ボロボロなんだよ、壁紙は煤けたまま、庭木は伸び放題、窓ガラスなんか、割れたところをビニールで塞いであるし、雨漏りはするし、何処のお化け屋敷ですかって感じ、この家見て、門閥貴族で男爵様の邸宅とは思わないでしょ。聞くところによると、お爺様が怪しげな投資に引っかかって財産すったらしい、士族の商法はだめだねX。
取りあえず食事だけはまともに三食でるから、お父様の稼ぎのたまものだそうです。
お父様は、典礼省で課長をしているそうですが典礼省自体が暇な省なので仕事も暇らしく、しょっちゅう私の事でTV電話をかけてくるんですよ、親ばかだね、けど両親やお婆様や兄様姉様から可愛がられています。
時々、お父様の弟で軍人のアーデルベルト叔父様やお母様の弟で同じく軍人のリシュアン叔父様がやってきて、遊んでくれます、アーデルベルト叔父様は一番家が貧乏なときに、食うために軍人になったそうで、少将になった今でも放言しているそうです、リシュアン叔父様は大尉で駆逐艦艦長だって。いつか乗せてほしい物です。
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