第7話 改訂版(2019/04/30)
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そりゃあ、男にとって浪漫生物でも女にとっては屈辱極まりないだろうから、嫌われるのも当然だろうな。けど、この世界のスライムがそのグリーンスライムだけってことは無いだろう?
(是。グリーンスライム以外にポイズンスライム、ロックスライムなど、様々な種族が存在します)
……なら、何でこの蜥蜴野郎は俺をグリーンスライムであることを前提に罵倒して来てんだよ!?理不尽過ぎるだろ!!?
「………――す」
俺が蜥蜴野郎の理不尽な罵倒に対して心の中で文句を叫んでいると、真横から何かしらの呟きが聞こえてきた。
「勝手な妄想でリムル様を糾弾するなど、一族郎党万死に値します。豚頭族に滅ぼされる前に私達で蜥蜴人族を滅ぼしましょう」
ヤバァァァァァい!さっきまで激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム状態だった朱菜が超新星・ムカおこエンドオブエンシェントジェノサイドブレイバァァァ状態になってるぅぅぅ!!
朱菜の周囲にオレンジを通り越して、黄金色のチャクラが火の粉の様に舞ってるよ!名付けの時に何回か見てるけど、これって尾獣チャクラモードになる前兆だよな!?
あっ!朱菜の肌に隈取みたいな模様が浮かび始めてる!これって、あれだよな!?半妖態って奴になり掛けてるんだよな!!?
「ちょっ!落ち着け、朱菜!!」
「私は十二分に落ち着いています、お兄様」
「落ち着いている様には全く見えんぞ、朱菜!少し頭を冷やせ」
「私は至って冷静です、お父様。今まで生きて来て、これほどまでに心の内が冷え切ったことはありません」
それは冷静なんじゃなくて、頭の中が殺意一色になってるだけじゃないか?取り敢えず、真剣で朱菜を止めないと、ここにいる蜥蜴人族だけでなく、ジュラの大森林にいる蜥蜴人族が根絶やしにされかねないな。
「……木遁・木龍の術」
「!!?」
朱菜が殺意と共に尾獣チャクラモードになったら、この場にいる蜥蜴人族が仙気に中てられてショック死しかねないので、俺は木龍の術で朱菜の拘束と尾獣チャクラの吸収をすることにした。
木龍に巻き付かれた朱菜は自分が拘束されるとは思っていなかった様で凄く驚いている。
「朱菜、皇の補佐兼相談役の大老が皇の意見も聞かずに勝手に行動するな。少しの間、そのまま頭を冷やせ」
「…………はい」
よし!何とか朱菜を抑えたぞ!!……あれ?これって俺の実力を見せたことになるんじゃないか?暴走し掛けの朱菜を拘束した訳だし。
「……うちの巫女姫を怒らせる様な発言は控えて貰えないか?さっ
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