暁 〜小説投稿サイト〜
この素晴らしい世界にポケモントレーナーを!
2,相棒達と説明とチラッとだけ原作主人公
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
さんとポケモン達はこの世界から消え、お前さんは強制的に輪廻の輪に戻される事になるから心して聞け。』

来た、禁則事項。
これを破ったらこいつら(ポケモン達)ともこの世界ともおさらばだ、絶対に気をつけなければ。
俺は今まで以上に真剣な表情になる。
いったいどうすればいいんだ?

『守る禁則事項はただ1つ!この世界がアニメや小説の世界であるということを誰にも言わないこと、それだけじゃ。それ以外は何をしても構わん。じゃがもし破ったら、先ほど言ったとおりお前さんはポケモン達共々この世界から強制退場。わかったな。』
「ああ、わかった。」

絶対に守る、せっかくの第2の人生を無駄にしないように、そしてこいつらとお別れしないためにも。

『では第2の人生、楽しむがよい。』
「ああ、いろいろありがとな爺さん。」
『もしまた何か聞きたいことがあったら頭で念じろ。忙しくなければ聞いてやる。』
「わかった、またな爺さん。」
『うむ、またな。』

その言葉を最後に、爺さんとの通信は一時途絶えた。
そして俺はずっと待ってくれていたポケモン達の方を向く。

「それじゃあ皆、これからよろしくな。」
「グルァ♪」
「ドゥ〜♪」
「ボゴォ♪」
「バニ〜♪」
「アン♪」
「キュキュ♪」

相棒達が元気よく俺に返事してくれる。
こうして、俺の本当のセカンドライフがスタートしたのだった。
さて、まず目指すは始まりの町、アクセルだ。
俺はアクセルに向けて歩き出…


ドカアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!


…そうと思ったのだが町とは正反対の方から物凄い爆発音が聞こえてきて出鼻を挫かれてしまった。
せっかく人が意気込んでたというのにいったい何事だろうか?
戦争でも始まったのだろうか?
俺は爆発音のした方を向いてみると、少し離れたところから煙が立っているのが見える。
他に煙は見えないのでおそらく爆発音の発生源はあそこだろう。
気になった俺はリザードンとミミッキュ以外をボールに戻し、リザードンに乗って煙の発生源に向かって飛んだ。
え?何でミミッキュも戻さないかって?
本人がまだ外に出てたいと言って(というか地面に書いて)いたので仕方なく。
そして目的地の上空に辿り着くと、そこには巨大なクレーターと緑色のジャージを来た茶髪の少年、そしてカエルに食われている(見えている足からして)少女と今まさにカエルに食われそうになっている魔女っぽい恰好をした少女の姿というなんともシュールな光景が見えた。
何だこれ?
とりあえず助けるか、一人食われそうになってるし。
俺はリザードンに言って地上に降りて彼らを助けることを試みたのだった。



あ、魔女っぽい子食われた。



[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ