暁 〜小説投稿サイト〜
この素晴らしい世界にポケモントレーナーを!
2,相棒達と説明とチラッとだけ原作主人公
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けよう。な?」
「ドゥ。」
「よし、まあとにかく洗い流してくれてありがとな。」
「ドゥ〜♪」

俺の許しを得てお礼も言われ頭も撫でられキングドラは泣き止み嬉しそうな顔になった。
よしよし。

「アン!アン!」
「おおトリミアン。」

キングドラを撫でていると、止めてくれたトリミアンも俺の元に寄ってきた。
コイツにも感謝しないとな。

「お前も止めてくれてありがとな。」
「クゥ〜ン♪」

頭を撫でられ甘えるように鳴き嬉しそうにするトリミアン。
可愛いなこいつめ♪
それを見てか他の奴等も俺に近寄ってきて「自分も自分も!」と笑いながら俺に頭を近づけてきたり擦り寄ってくる。
てかこいつら俺が主人だってちゃんとわかってるんだな。
ヤバイ、天国すぎる♪
ただバイバニラだけちょっと冷たいけど、身体氷だから。

「俺、もう死んでもいいかも…。」
『いやいや、まだ転生したばっかじゃから。』

ポケモン達に囲まれ天国を味わっていると、先ほどまで爆笑してた爺さんが再び声をかけてきた。

「なんだよクソジジイ、今極楽タイム中なんだから話しかけんなよ。」
『クソジジイって…。いや、こう見えてワシもまだ仕事あるから早く話を進めたいんじゃが。』
「ウソ付け、さっきまで人の苦を見て爆笑してたじゃねえか。もうちょっと天国を味わわせろ。」
『いや、マジでこの後仕事あるから。てかそんなことばっか言ってると説明すんのやめるぞ。これ聞かなくて禁則事項起こしてこの世界と転生特典とおさらばしても知らんぞ。』
「よし、早く話を進めようじゃないか爺さん。」
『切り替え早いな!!』

いやだってせっかく転生できて愛する相棒達に会えたってのに説明聞いてなかったからさよならバイバイとかしたくないし。

『まあ良いわい。じゃあまずは…。』
「あ、ゴメンちょっと待って。服と髪だけ乾かさせて。」
『はよせんかい!!』

ビショビショだったのを忘れてたわ。
リザードン、”ねっぷう”で乾かして。あ、威力弱めに燃えない程度にね。

〜しばらくお待ちください〜

さて、服と髪が乾いたので話を再開しようじゃないか。

「もういいぞ、爺さん。」
『まったく、ようやくか。時間がないというのに。』
「すまん、悪かった(棒)」
『謝る気ゼロじゃな、まあ良いわい。じゃあ、説明するぞ。』

大分時間がかかったがようやくチュートリアル開始である。

『ここは先ほど天界で説明したとおり「この素晴らしい世界に祝福を!」、略して「このすば」の世界じゃ。そして今お前さんがいるのは魔王の城から一番遠く駆け出し冒険者達が集まる始まりの町アクセルの近くにある草原じゃ。ここからでも町が見えるじゃろう。』

爺さんの説明を聞いて俺は周りを見回す。
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