第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change11:開始直前〜twilight〜
[1/6]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「失態ですね」
俺―――アザゼルは今、『禍の団』の襲撃により今三大勢力で緊急会談をしていた。
よりにもよって襲撃者は、冥界指名手配中のSS級はぐれ悪魔『黒歌』と闘戦勝仏の末裔、美猴にかマンをつけた謎の男、それと聖王剣コールブランド所持者ときた。
っつ、たく…。ヴァーリの奴もとんでもないメンツを集め始めたな。
正直今回の襲撃の件はイッセーとシンが相手を撃退したところで最終的に丸く収まっている。
でもパーティーで虚を突かれあっさりと侵入を許してしまったことに関しては他の勢力にとって、悪魔の警戒心の有無を疑うものだろう。
まあ先ほどうちの隣にいる副総督のシェムハザが随分とご立腹だ。
本来なら俺もここで管理問題について進言すべきだが黙っておくか…。
まあ、パーティー中に酒を飲みながらギャンブルにはまっていたなんて言えないからな。
そのことがシェムハザにばれでもしたら、あとでなんて言われるかたまったもんじゃない。
「相手は『禍の団』独立特殊部隊『ヴァーリチーム』の孫悟空の孫『美猴』と猫?『黒歌』、更に聖王剣コールブランド所持者…そしてヴァーリチームではありませんが未確認の仮面の男。一人一人が危ない力を有する者を四人も侵入を許すとは…。だいたい悪魔の管理能力は―――」
あーまた始まったよ。シェムハザの小言交じりのお説教。
こいつが一回口走りはじめると長いんだよな…。
それにしてもヴァーリの奴はまたとんでもないメンツをチームにいれたもんだ。
確認されているメンバーは全員少なくとも最上級悪魔クラス、しかも全員まだ若い。
ヴァーリ自体も結構やばい実力を持っているときた。
まあ正直そのメンバーの一人美猴を簡単に無力化し、黒歌がつく言った仙術の空間結界をあっさりと解除するシンはそれ以上にやばい。
しかもシンに近い実力を持つ『壊 拳 の 轟 雷 姫』テュール。
伝説の妖怪の羽衣狐の羽衣九狐。
シンたちのメンツもおそらくは最上級悪魔をとんでもないな。
まあ、シンたちを敵とは思っちゃいな相手にできるほどの猛者ぞろい、いがいざ敵に回ったとなると末恐ろしい。
あとイッセーも黒歌相手にかなり善戦したっていうしな。
しかも進化形態を使わずに。
イッセーは禁手を進化させ、ヴァーリはある意味ほぼノーリスクで覇龍を使えると来た。
しかもシンに関しては今の時点でも実力は少なくとも最上級悪魔を超えているのは確かだが、あいつの限界がいまだに不明と来たもんだ。
まあ、歌姫に関しては存在は確認されているが詳しい素性は不明、だが実力はか
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ