第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change11:開始直前〜twilight〜
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うで。
まぁ、この二人は究極のシスコンだからな。
「まあ俺にはすでに勝敗は見えているけどな」
『??!!』
すると俺たちの後ろから突然声が聞こえてきた。
そして全員が後ろを向くとそこには歩いていたシンがいた。
「シン君、どうしてここに?」
「いや、侵入現場を少し調べていただけだ。それにしても事件があったのに直ぐにゲームのダービーとはな」
てか、俺たちが接近に気づかないってどういう移動方法しているんだよ…。
「それにしてもシン君、ゲームの勝敗はすでに見えているとは一体どういうことだい?」
「言った通りさ。まあ、当日見ればわかることだがな。それでは、会話の邪魔をしてすまなかったな」
そしてシンは扉を開きどこかへ行ってしまった。
「あ奴なんというかどこかつかめない男だのう。しかもわしを見て怖気ずく気配も微塵もない。しかも挨拶もしないとはとんだ奴よのう」
ジジイの言葉に全員が苦笑する。
まあ、こんなことで起こるような爺じゃないしな。
「まあ、奴とは今度じっくり話してみるがのう…。それとわしはレーティングゲームを観に来たんじゃよ。日取りはいつか聞いてもいいかの?」
そして俺はオーディーンのジジイと一通り会話した後サーゼクスとと共に近くの椅子に座り休んでいた。
やっぱりえらい奴との会話は方が凝って仕方ないぜ。
隣に座っているサーゼクスなんて首を回しているしな。
「アザゼル、君は今回のリアスとソーナのゲームをどう見ている?リアスに関しては正直シン君に頼っていた部分が多くあるが…?」
「まあ、たいていリアスの周りで起こった厄介ごとはシンがほとんど片付けているのが事実だしな。だが今回はシンは一切関与できない戦いだ、別の視点をとればシン抜きでリアスたちがどこまでやれるかが気になるってところか」
「まあ、確かにそうだが私はどうしても気になっていることがある」
「ん、もしかしてシンのあの言葉か?」
「ああ、『俺にはすでに勝敗は見えている』…。シン君は一体どこまで今回のゲームを予想しているのか…。正直我々には理解できない」
確かに奴は戦いの強者でありながら、策士でもある。
「まあ、シンがどこまで先を見据えているのかなんて俺らにはいいじゃないか、それにしてもどうやら『禍の団』の連中はシンの事を奇妙な二つ名をふたつ言っていたそうだな?」
「ああ、リアスの報告だと一つ目は『旧王殺しの機兵』そして『革命の悪魔』だったな」
「ああ、正直一つ目はおそらく会談襲撃に関して旧魔王派のカテレアを殺したことで着いた二つ名だろう。だが二つ目の『革命の悪魔』は…」
「ああ、シン君になぜその名前が付いたの
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