第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change11:開始直前〜twilight〜
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なりあるらしい。
それに報告にあった仮面の男…。
奴に関しては何もわからないままだしな。
正直今回の若い世代はとんでもない猛者が勢ぞろいだ。
これはかなり近いうちに世代交代になるか?
それと会談にタンニーンも参加している。
タンニーンはイッセーたちがいなくなったのを察知し追いかけたみたいだが数手遅れて黒歌が作った結界に阻まれたらしい。
話していた時は悔しそうだったが、今はほかの上役達ともうすぐ開かれるリアスとソーナ・シトリーの戦いに関しての話で盛り上がっている。
「それにしても今回のゲームは面白いことになりそうだな」
「ああ、何せあの青年が鍛えたリアス嬢のチーム。それぞれがおもしろいことになっているそうだしな」
「そうですね、彼がグレモリー眷属にもたらした物、大変楽しみにしています」
「ええ、あの御方はリアスさんたちにかなり尽力しているのでできれば勝ってほしいですね」
なんか同盟組んでからこいつら緊張感がまるでなくなったな…。
つい数十日まえまでは冷戦状態だったのによ。
ま、俺が言えたことじゃないしな。
こうしてゲームに関して雑談していると部屋の扉が開かれる。
しかも入ってきた人物が相乗以上のものでこの場の全員が度肝を抜かれた
「ふん。若造どもは老体の出迎えもできんのか」
古ぼけた帽子をかぶり片目に水晶のような目の隻眼の爺さん。
白く長い髭を生やしており、それは床につきそうなぐらい長い。
服装は質素なローブで、杖をしている。
「―――オーディン」
そう、現れたのは北欧の神々の主神でありリーダー核ともいえる、オーディン。
鎧を着た戦乙女のヴァルキリーを引き連れてのご来場だ。
「おーおー、久しぶりじゃねぇか、北の田舎クソジジイ」
「久しいの、悪ガキ堕天使。長年敵対していた者と仲睦まじいようじゃが、また何かよからぬことでも考えているのだろう?」
「うっせーな。変なしきたりや過去にしばれれた考えで古臭い縛りを重んじる田舎神族と違って、俺ら若輩者は思考が柔軟なんだよ。煩わしいい古い考えや他勢力の敵対意識よりも、同盟組んで各々の発展のほうがいいのさ」
「弱者どもらしい負け犬の精神じゃのう。所詮は親となる神と魔王を失った小童の集まり」
やっぱこのジジイ相変わらず嫌味と口数だけは幾年月を経てもも変わらねえな。
「まったく…若者の成長とかほかにもことばはあるだろうよ」
「こううるさいガキどもの遊びにしか見えんのでのう」
まったくらちが明かないぜ。
「お久しゅうございます、北の主神オーディン殿」
「……サーゼクスか。ゲーム観戦の招待来てやったぞい。しかし、おぬしも難儀よな
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