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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十六話 シグナム攻略法
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迷いを断ち切ったティアナは絶好調だった。
だがアスカに進展は無く、いつも通りだったが……
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。
outside
最近のティアナは、とにかく調子が良かった。
自分がやるべき事が明確に見えてきた為、迷いが無くなったのだ。
逆に、伸び悩んでいるのがアスカだった。
「アスカ、シールド展開!レーザーを逸らして!」
「あいよ!」
ティアナの指示通りにシールドを発生させ、ガジェットのレーザーを逸らす。
その隙に、ガジェットに肉薄したエリオが斬撃でしとめる。
大破するガジェット。
と、チーム戦を見ると特に問題なく思える。
いつも通り、アスカが防御担当で、エリオ、スバルが攻撃を担ってる。
だが、
「どうした!打ち込んでこないか!」
個人戦教導で、シグナムの厳しい声が飛ぶ。
「打ち込めって言ったってさぁ……」
ラピッドガーディアンを構えたアスカは二の足を踏む。
(下手に近づいたらカウンターを取られるし……かと言って、副隊長の攻撃を凌ぐのも無理だしなぁ)
アスカは、シグナムの周りをグルグルと旋回しながら、何とか隙を見つけようとする。
「そこだ!」
間合いを詰めて攻撃を仕掛けるアスカ。だが、それはレヴァンティンで軽々受け止められてしまう。
「甘い!」
レヴァンティンを横に薙ぐシグナム。
「っと!」
間一髪、アスカはバリアを展開してその攻撃を防ぐ。
「攻撃が真っ当すぎる!もっと考えんか!」
檄を飛ばして、シグナムが連続で切りつける。
「そ、そんな事を言われましてもね!」
バリアを矢継ぎ早に重ねて、何とか攻撃を防ぐアスカ。
(こいつ、本当に防御だけは上手い!)
口にこそしないが、シグナムはアスカの防御テクニックに感心している。
シグナムが本気を出さないとアスカの防御を突破する事ができない。
自分とは真逆のタイプであるアスカに、シグナムはフェイトとは違った高揚感を持って対峙していた。
「ならこれで!」
シグナムがカードリッジを一発消費する。
「ちょっ!シグナム副隊長!?」
シグナムの次の一手が分かったアスカが大いに慌てる。
炎に包まれるレヴァンティン。
「行くぞ、アスカ!」
炎を纏ったレヴァンティンを構え、シグナムが突撃をかける。
「ま、待って!それは無理!」
絶叫しながらも、アスカはできる限りのバリアを張り巡らせる。
だが、虚しくそれは無駄に終わる。
「紫電一閃!」
「んぎゃあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
断末
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