第五章 Over World
あなたはうまくいくかしら?
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渡った。
「神父様までも!?」
「やっぱり大丈夫じゃなかったんだ・・・・」
「神父様は一人で呪いと戦って、その遺体も埋蔵して・・・」
一度少しでも疑ってしまったこともあり、その遺体の処理をしてくれた神父は、村人たちの中で英雄視され始めていた。
やっぱり神父様はそんな人じゃなかったというギャップが、更に彼と言う存在を押し上げていく。
彼等の中で遺体、死=呪いということになっているのか、神父はそれと戦っている聖職者という立場になってしまったのだ。
そして
「おい・・・・じゃあなんであいつは大丈夫なんだよ」
一人がそんな発言をする。
それを引き金に、村は狂気に染まる。
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「ハハッ!!やっぱこれムリゲーだろうがァ!!蒔風あの野郎放り出していきやがってェ!!」
「シュンにはシュンの考えがあるのでしょう!!それにしても、湧き出てくるこの黒いのがどうにも・・・!!」
「あー、くっそ!!ドンドン湧き出てくる!!あれ?俺こんな光景どっかで見たような・・・・」
ワルプルギスの夜の進撃する街。
そこでそれを相手にしていたのはショウ、セイバー、そして仮面ライダー龍騎こと城戸真司である。
ワルプルギスの夜はその裾の中から黒い煙を噴出し、それが固まって使い魔をしている。
その姿はやはり「魔法少女」と言えるもので、セイバーと龍騎はそれを排除して行っている。
いくら使い魔レベルで「強い」と言えるこいつらでも、さしもの英霊やライダー相手では有象無象でしかない。
とはいえ、こいつらの脅威は強さよりも数だ。
一面を焼き払っても、また出てくるのだ。
そしてそれが出来る技と言えば、彼等ならばエクスカリバーやファイナルベントである。
だがエクスカリバーは魔力を食うし、ファイナルベントは一回の変身で一回だ。
使ってしまえばそれまでだし、今は使うだけ無駄である。
「ショウ!!そっちは大丈夫ですか!?」
「大丈夫に見えるならお前の頭はおかしい!!!」
「大丈夫ですね!!」
「オイてめぇコラぁ!!!」
そこから離れた上空では、ショウがたった一人でワルプルギスの夜を相手にしていた。
撃ち出される波動砲はワルプルギスの身体の真芯を正確に射止めており、撃ち出すたびに下がらせる。
だがそのチャージの時間分を差し引
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