アルマの魔法
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「黒竜のアルマ、暗黒竜、闇竜って呼ばれてるのよ。」
ミラが何故かどや顔でルーシィに言った。
「まぁ、フェアリーテイルに所属したのが12歳それより前は10歳からファルージャを探す旅をしてたな。」
「あれ、10歳からって事はそれまでの2年間は?」
俺は固まってしまった。
すると俺達の後ろから声がした。
「アルマ、仕事じゃないのか?」
「あ、あぁ…悪いルーシィ。」
「ううん、大丈夫!」
「じゃあ行ってくるよ。」
俺はその場から逃げるようにコーヒーを飲みきって、席を立った。
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そこからはミラに聞いた話だが話題を変えて、違う話で盛り上がったらしい。
『エルザが話題を変えたわ、私じゃ何も出来ないから。悔しいけどね。』
と本当に悔しそうな微笑みで教えてくれた。
あの時、何故俺がルーシィにハッキリと答えなかったのか。
それは至って簡単な理由だ。
そう、俺はファルージャが消えた次の日から旅に出るまでの記憶が失なっているからだった────
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