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IFもしも、ラインハルトに双子の妹がいたら。
番外編
待っているから早く目を覚ませよ。
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らない感情が最近いや、いつものメンバーでいると溢れ出す。
いつもは感情をコントロール出来るのに。
ジークとラインハルトといる時も素の自分をさらけ出している様に感じる。
6人で茶会を開いた時の写真が今でも残っている。
クラウディアが真ん中に座って、ティアナとヒルダがお前の隣に座って、俺がヒルダの背後にジークがティアナの背後にラインハルトがクラウディアの背後に。
みんな、満面の笑みで笑って。

胸のロケットペンダントにクラウディアが眠ってしまった時からずっと。
あの時の様な思いはしたく無い。
もう、誰かを喪いたくない。
だから、ラインハルトを皇帝にする。
そうしたら、多分だが、失わなくて済むはずだ。
あいつが、皇帝になるのは確定事項だしな。
あとは、クラウディアが起きれば完璧なんだ。

だからさ、
待っているから早く目を覚ませよ。
クラウディア。

もう、ヒルダが、ラインハルトがジークがティアナが泣いているのは見たく無いんだ。
お前が目覚めたら久しぶりにロイエンタール提督とアンネローゼ姉さんを入れて茶会を開くのだから。
ヒルダが久しぶりにお前と政治や経済の話をしたいと望んでいるのだから。
もちろん、ラインハルトやティアナ、ジーク、俺もな。

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