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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
87最終回
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ティーナさんだけが公開処刑されて公開出産までするのには飽きたと言われた。
「ああっ、産まれる、産まれるっ、産まれっ!」
「ブバッ、ブリブリブリブリブリッ!ブブブウウッ!ブリイイイッ!」
 汚い破砕音を響かせ、今週も5匹出産するダクネス。触手の魔物の方も、同一人物の妊娠は何度もさせないので別の兄弟が連れて来られ、次にはダークエルフの姫が産んだのでも連れて来ないと交尾してくれない。
 既にアクセルの街とか近隣では巡回処刑が行われ、何度も公開出産してしまった姫騎士さん。もうすぐ父親が自害してしまうので早く止めさせないといけない。

 カズマの家
「サトウカズマ、サトウカズマはいるかっ?」
 屋敷の上に屠龍くんが鎮座して遮蔽している家に軍警察、メガネを掛けたセラがやって来た。女や知人以外が訪ねてくるとメスの下級天使に殺されてしまうが、セラは処女だったので通行できた。
 早いうちに警察組織ごと人民側に寝返り、王族貴族は殺されても街中の治安だけは守ってきて無政府状態にはしなかったので、アクセルの街周辺は、別の街のように略奪と強姦の嵐が吹き荒れずに、戦後のドイツみたいに東半分の若い女全員ロシア兵にレイプ済みにはなっていなかった。
「お前には世界各国の王国転覆、王族全員殺害、貴族地主の家族を全員殺害もしくは売春宿に送り込んだ首謀者として告発されている!」
 相手は滅んだ貴族王族なので、答えてやる必要は無かったが、「法と治安を守るため」には頭がカチカチのセラは、そんな法律違反を見逃さなかった。
 現在は天使というか、カズマが世界の王で法律なので、裁かれるはずは無いが、セラにだけは通じなかった。
「「「「「いらっしゃ〜い」」」」」
 まず女神5人の出迎えを受け、応接間で農家の少女と思われる人物から茶を出された。
「ヒッ!」
 自分に茶を出した人物が、革命指導者の悪魔、天使の使用人の化け物にクリソツだったので、まず腰を抜かして椅子から転げ落ちた。
「あらぁ、どうしましたかぁ?」
「革命軍司令官、悪魔の女王様……」
 国王が処刑される現場を警備していたセラは、血まみれの王様の首を掴んで市民に差し出して、ゲラゲラ笑っていた悪魔本人が目の前にいたので、失禁寸前で後ずさった。
 さらにイデオロギーとか統治の方向性とかが違う無政府主義者とか、王権派とかジャコバン派とか一人残らず爆殺して消し炭にして、水の底でジャイアントトードのエサにしてしまった悪魔を見て震え続けるセラ。
 魔王以上に危険な、勇者が街に住んでいると通報を受けて、新国家にとって脅威となる人物を拘束に来たはずが、悪魔とセットで羽を生やした天使までいたので恐怖する。
「きっと、カズマさんに魔王討伐の賞金が払えないから、待つように言いに来たんですよ」
「女神エリスッ!!」
 自分の信仰
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