第十六話 謎の覆面トレーナーT
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と話し合っていたような』
翼と烈斗が顔を合わせていると新之助はホワイトボードにキャピトラのメニューを貼りつけた。
「さらに!キャピトラのメニューから畢姉の傾向と好みを推測するにあたり・・・今植物学的に最適な環境で栽培してる!」
ホワイトボードに書かれた内容がチンプンカンプンな翼を余所に新之助が見せたのは自家製のビニールハウスであった。
ガンダムボーイ頭脳労働担当である新之助は理性的に料理を考えているらしい。
結果
「・・・参考にならねえ」
香澄と新之助を訪ねた翼だが・・・二人を見て余計に考えてしまった。
何故なら香澄も新之助も己の特性をフル活用し最高の物を用意しようとしていた。
そして・・・とてもじゃないが真似が出来ないししようとも思わない。
『考えてみれば随分とくせの強いやつらが集まったよな』
腕を組んでウンウンと頷く烈斗。自分達武者頑駄無を含め翼の周りに集まった変わり者たち・・・このメンバーを纏められるのは・・・
考えていてもしょうがないのでプラモ狂四郎に来た翼と烈斗・・・アイディアが浮かばない為に気晴らしにシュミレーションバトルをしよう考えたのだが・・・
「ダメだ・・・な・・・」
どうやら自身の壁にでもぶつかっているのか何もアイディアが無い翼・・・その時だった・・・
突如バトルフィールドが輝きだし翼と烈斗が光りに飲み込まれると地形が変わった。
宇宙空間・・・そして小惑星の上に立っている烈斗。
混乱の最中烈斗が上を見上げると驚くべきことが・・・
『せ!先祖!?』
何と烈光頑駄無の姿があった。
すると
「あーっはっはっはっは!!」
高笑いしながら舞い降りる烈光頑駄無は翼と烈斗に通信を送った。
画面に映し出されたのは覆面を被った怪しい男だった。
「『だ!誰だ!?あんた!?』」
「俺は覆面トレーナーT!!少年!お困りのようだな〜」
覆面トレーナーTと名乗った男の烈光頑駄無が烈斗に向かって構えた。
「俺と勝負してみるか?」
「なに!?」
「けど今のお前じゃ・・・俺には勝てないぜ!!」
翼が戸惑った瞬間、烈光頑駄無は懐に入り込み剣勢拳を放った。思いっきり吹っ飛ばされる烈斗は体制を立て直し叫んだ。
「翼!こいつ・・・ふざけた格好してるが半端じゃねえ強さを感じる!!」
相手の実力を察する烈斗に翼は気合を入れ直した!!
「ようっし!天地翼!武者烈斗頑駄無!天地大河スペシャル!!」
『おっしゃあああ!!試合だ試合!!』
両拳で顔面を引っ叩いて気合を入れ直す烈斗。
それを見た覆面トレーナーTは・・・
「ようっし!仕切り直しだ〜・・・んじゃ!俺も本気出しちゃ
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