第十六話 謎の覆面トレーナーT
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
『しかもけっこう山奥来たけどあいつ何処にいる?』
そう言って山の中を散策していると・・・
「あれ!?翼!お〜い!!」
香澄の声が聴こえたので振り返ってみる翼と烈斗だが・・・香澄の姿を見て凍り付いた。
「どしたの?」
「お前・・・それ」
「ああこれ?」
香澄が背負っていた【猪】を翼の前に下ろした・・・その理由は・・・
「晩のおかず」
「仕留めたの!?・・・いや・・・出来て当然だよな・・・」
そして何やかんやで香澄がキャンプしている所まで辿り着くと・・・
「んじゃ!早速!」
クナイを持った香澄は・・・
ブッブー!
※自主規制※
枯れ木集めて火を起こして猪の肉を焼く香澄。更に・・・
「ええっとこっちはウシガエルね〜」
「食えるのか!?カエル!?」
翼に棒に刺したカエルを焼かせる香澄。
「ところで香澄何でいきなりキャンプ始めたの?」
「ん?あれ」
香澄が指を差した方向にあるのは大量の葉っぱ。
「何あれ?」
「野草・・・結構いけるんだよ〜・・・」
お湯で茹でて翼に食べさせる香澄。
「ん?・・・いける・・・」
「でしょ〜この野性味あふれるのが良いんよ〜・・・けどちゃんとレクチャーは受けなきゃだめよ・・・中途半端に知識じゃ絶対ダメ毒草だったりするから」
「へいへい」
そう言いながら猪とウシガエルのバーベキューを食べる翼と香澄。
その夜・・・遅くなってしまったので香澄のテントに泊まることにした翼。
だが
「・・・寒い」
寝袋で寝ていた翼が寒さのあまり起きてしまった。
山の夜はとても寒い。人がいる街と違って民家やビル・・・コンビニと言ったような文明の熱源が無いために寝袋があっても慣れなければとっても寒い。
見かねた香澄が寝袋を開き・・・
「こっちおいで〜」
「・・・・・え?」
「抱き合って寝れば温かいよ〜そう言う応急処置もあるし」
「ちょ!やめて〜やめて〜〜〜〜〜」
「寒いって言ってんのは翼でしょ〜観念しろ〜」
と言ったように賑やかな夜が明け・・・
下山する翼。香澄はまだ野草採取に全力を注いでいる。超人的な身体能力を駆使し野性的に料理しようとする香澄。
「はぁ・・・大変だった」
『次は新之助の家だな』
今度は新之助のところを訪れる翼と烈斗。
新之助はと言うと・・・
「ここ一カ月の畢姉の食事内容をデータにしてみた!」
新之助の部屋には何故かホワイトボードがあり畢の朝昼晩の食事内容が詳細に記入されており・・・
「どっから集めたんだこの内容?」
『そういえばランといそいそ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ