第二十八話 あんたが主役
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亡に手を貸したミツキにやり場の無い怒りをぶつけるユウだった。
「それじゃ〜頑張ってね〜」
シャマルに見放されてしまったユウとアルトはとりあえず玄関に出されてしまった。
「・・・どうする?ユウ」
「相手が組長じゃな・・・正攻法で戦いは挑めんぞ」
ガチンコの肉弾戦に持ち込めば破壊力ではやての方が部のある状態。そこでアルトが提案した。
「謝っちゃえば」
「あ!」
いつも何かしらして逃亡を計ろうとする力と違い主役の権利として謝ってしまおうと踏んだユウ。そして庭に入ろうとすると・・・
「力君!謝ったって絶対許さへんで!!たとえ逃げたって地獄の果てまで追いかけてぶちのめしたる!!!」
謝罪に聞く耳持とうとしないはやて。よっぽど怒っているらしい・・・・
その言葉を聞いて逃亡するユウとアルト。
力達が悲しくなった時にいつも来る坂
「どうすんのユウ?」
「いや・・俺組長に処刑されたくないし・・・力を探すか」
「でも匿ってるの先輩だよ・・・絶対見つからないって・・・」
「・・・クソ姉貴の奴何でこんな事を」
(そんなの面白そうだからに決まってるじゃないのよ〜♪)
「!!」
何やらシャマルと同じような思惑電波が放たれ受信してしまったユウ。
「姉貴の野郎・・・いつの間にそんな電波術を・・・」
頭抱えるユウ。
選択肢は二つしかない
・・・このまま主人公として活動するかそれとも誰かに権利を放棄するか・・・
その時
「熱血!!最強!!」
何やら暑苦しくランニングしているガイの姿が・・・
それを見たユウは・・・
「よ〜ガイ〜久しぶりだな〜」
「お!ユウどうした!?ん?何だこのタスキ?」
「後よろしくうううううううううううううう!!!」
そう言って通りかかったガイに『あんたが主役タスキ』を押し付け逃亡するユウとアルト。
「ええええええええええええええええええええええええええ!!!」
ダグオン世界に修行しに来たガイとしてはえらい迷惑だった。
更に書かれていた内容にも
「うおお!!何をすれば良いんだ!?この話の主役って!?この話の主役はいつもしいったげられる運命の元にあるではないか!?」
想像してみた以下省略
「重い!何て重い主役の権利なんだ!!」
他人に押し付けて逃亡を図ったユウの気持ちが分かってしまうガイ。
「どうすればいいんだ!?俺だから闘魂のスポーツ物のノリで・・違う!!俺だから真面目な・・・違う!!この話にはそんな真面目な話求めていない!!どうすれば良いんだ俺は!?しかし!何か面白いことをしなければ!!」
パニックに陥るガイ。だがどうすれば良いか分
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