教員研修のヴァルキリー
婚約者同士の密会×ヴァルハラ神々の若返り
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」
「たまには良いかと思いまして。先に私が行きますので零社長達は付いて来て下さいな・・・・兵士共、扉を開けよ!」
扉前に居る兵士達も俺達が来る事を知らされてるので、自然な雰囲気を纏いながら扉を開けていく。奥に居る神々達はテュールが来たと思い手を止めていないが、俺らの気配を感じたのかオーディン達はしばらく様子見してたけど前回会った時と違う容姿だから気付くかな?あの時はレーティングゲームだからまだ本名を明かしてなかったが。
「テュールはいいとして、そやつは誰じゃ?」
「おいおい、もう忘れたのか。対ロキ戦やバアル&グレモリー眷属とのレーティングゲーム以来だな、オーディン」
「貴様、オーディン様に呼び捨てをする生意気な人間が!テュール、なぜ人間達をここに連れてきた!」
あれは戦乙女であるブリュンヒルデか、今は人間のオーラだけなので必然的に怒りのオーラを感じ取れるぐらいの雰囲気になってた。まあそれもそうか、主神を呼び捨てにしてる時点で普通ならアウトだし。そんで俺の横に居る人物を見たオーディンは思わず驚愕の顔をしてたが。
「そこにおる者はもしやロスヴァイセかのぅ?」
「ロセ、なぜ貴女がここに居るのです!?」
ロセとは誰の事を指しているんだ?と思えばロスヴァイセの事であり、アレが祖母のゲンドゥルか。まさかオーディンと一緒に食事してるとは思わなかったが、アース神族だからなのか納得するしかない。全員入室完了と同時にテュールが俺の事を紹介するように言う。
「主神オーディン様には秘密でしたが、こちらにいらっしゃるのは蒼い翼本社社長兼CEOをしております零達也様でございます。社長秘書である姫島朱璃殿に護衛の堕天使バラキエル殿、秘書兼護衛として姫島朱乃殿とロスヴァイセ。本日は何時もご贔屓にしているオーディン様にご挨拶と共に抜き打ちチェックしに来たので案内致した次第でございます」
「ただの人間が神々の領域に来られる訳がない!オーディン様、即刻退室させた方がよろしいかと」
「うーむ、何か引っかかるのぅ。対ロキ戦にあの時のレーティングゲーム・・・・な、何じゃと!」
「お、気付いたか」
オーディンが俺に向けて隻眼から見たのだろう、俺自体は人間だと思えるが黒鐡改が見えたんだと思う。ロスヴァイセの祖母とブリュンヒルデも臨戦態勢に入ってたが、少し睨んだだけでタダモノじゃないと知ったらしいな。オーディンは驚きながらも立ち上がり、俺の前まで来てから告げた。
「まさかと思ったが、ロキ戦以来じゃのぅ一誠。いや始祖神と言われた創造神黒鐡様」
「何!オーディン様、もしや偽物では『控えよブリュンヒルデ!この御方は本物の創造神様だ』このオーラはまさか!?」
ブリュンヒルデが偽物だと言うのだからか、テュールが言う前
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