第8話 原作乖離
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「姉さんは綺麗だものな」
「まあ2人とも」
「所で、お二人はおいくつなのですか?」
「私は15歳よ、弟は10歳なのよ」
「では、同級生ですね」
「まあ弟と学校で一緒になったら宜しくね」
「了解です」
こうしてファーストコンタクトは成功裏に終わった。
それからラインハルトが転校してきて、OVAの様に喧嘩するんだもんな。
仲裁に入る私を見てついた渾名が、弁護士だよー。
流石に石で殴るのは禁止させましたよ。
ラインハルトも家に来るようになったんですけど、やっぱKYですわ。
男爵でも貧乏ですから、家の古さに呆れてましたね。
アンネローゼはいい人ですね、家に呼んで姉と意気投合しましたしね。
姉と一緒にケーキ焼いたりしています。
夏が過ぎて秋が来てっ歌じゃないけど秋が来ました。
未だにラインハルトとキルヒアイスはため口です。
完全にキルヒアイスはアンネローゼに首ったけです。
まあ仕方が無いと最近は諦めモード。
ただねーラインハルトも最近は丸くは成っているんでよね。
アンネローゼに少々チクリまして修正したらしいんですよね。
2人には気づかれませんでしたよ。
アンネローゼと私の秘密ですから。
ラインハルトとは親友に近い状態にまでいけましたね。
アンネローゼの親友になりましたから。
そうこうしている内に10月になり、遂に父様から情報が入りました。
皇帝の新たなる寵姫を探すという命令が宮内省で発せられたと。
アンネローゼをこのまま見殺しにするのも何なんですが、
後宮行かないと銀河英雄伝説が始まらないのですよ。
スゲー悩みますよ、けどアンネローゼの優しさを考えた結果小細工をすることにしました。
ラインハルトとキルヒアイスに重大な話があるとキルヒアイス家に集まりました。
「ラミィー、重大な話ってなんだ?」
「そうだよ、何か有ったの?」
「アンネローゼ姉様の事です」
「姉さんがどうかしたのか?」
「何か有ったの?」
「未だ決まった事じゃ無いけど」
「なんだい?」
「うちの父が宮内省の友人から聞いた話だけど、
皇帝陛下が15歳ぐらいの新しい寵姫を市井から求めているんだって、
それを探す宮内省の職員が車で回って物色するそうだよ」
「なんだって、姉さんが危ないのか」
「アンネローゼ姉さんが危ない」
もう怒ってるよ2人、瞬間湯沸かし器か少しは落ち着け。
「アンネローゼ姉様ははっきり言って美人だし目立つから絶対危険だよ!」
「どうすればいいのだ」
「なにかないのか」
「任せて、此までの寵姫の傾向を調べたわ。
その結果、眼鏡女性は誰も寵姫になっていない!」
「眼鏡か」
「眼鏡」
「そう、アンネローゼ姉様に此から暫く眼鏡とマ
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