第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change9:魔王のパーティー〜Determination〜
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「お待たせ…って私たち以外は全員ここにいるのね」
皆ドレス姿が似合っているなぁ…まるでおとぎ話や童話に出てくるお姫様のようだ。
でも、どうしても俺としては少し問題になっている奴がいる…。
「ギャスパー…なんでおまえまでドレスなんだ?」
「だ、だって、ドレス着たかったんだもん」
もん―――って、なんか本格的にこいつは女性を目指しているのか?
正直複雑だな……。
「サジもここにいたのですね」
同じくドレスアップしたソーナ会長や生徒会役員面々がいた。
「会長ぉぉぉぉぉ!!素晴らしくかわいいです!!!!」
匙は会長のドレス姿を見て盛大に興奮していた。
まあ、会長がドレス姿は想像しにくいから匙にとっては興奮するんだろう。
だけど鼻血を出してまで興奮するか?
『お前がそれをいうか?リアス・グレモリーの裸を見たときはお前もあんな感じだぞ?』
うっせー男は再世はああなるんだよ!!
といっても制服姿の俺たちや、ドレス姿の部長たちとも引けを取らないのがシンだ。
シンの格好話いつもの戦闘服だがライザーの一件でつけていた大鷲の翼をほうふつとさせるような腰飾りに、整えた袖や丈。そして耳にはシンプルな銀色のピアスを二個つけている。
しかも胸ポケットにサングラスまである。
正直この場の全員がシンを見ていた。
「どうした?みんな俺なんかを見て…」
「シン……あなたはこの中でも一番の大物よ……」
「は、はぁ…そうですか……」
部長がシンの姿を見て一言つぶやくとシンが不思議そうに反応していた。
…今思ったんんだが、シンには自覚症状がないのかな?シン自身が思いっきり目立っていることに?
「皆様お迎えが来ました」
そして俺たちは執事さんの言葉とともにパーティー会場に向かった。
―○●●●●○―
今俺たちはパーティー会場の入り口にいた。
お迎えが来た後に会長たちシトリー眷属と俺たちグレモリー眷属そしてシンがそれぞれの馬車に乗せられ会場に向かったんだ。
正直なぜシンも俺たちと一緒じゃないかというと、特例で参加しているためシンはVIPとして扱われるため別の馬車に乗せられたようだ。
まあ、会場の入口で合流できたからいいけどな。
「それにしても何とも豪華な建物だなぁ〜」
俺は目の前の建物に驚いていた。
いかにも数百階以上はありそうなホテルだな。
しかも入り口には武器を持った兵士の人達がいるなぁ。
まあ、魔王様や墓の勢力のお偉いさんも参加しているから警備が厳重だろうな。
それから俺たちは建物内に入り受付でチェックを済ませた後、専用のエレベ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ