Lv54 老賢者との再会
[12/12]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
アズライル教皇はそれを窘めた。
「フッ、言わせて差し上げなさい」
「しかしですな……」
「放っておきなさい。この者達は懺悔なんてするつもりは、全く無いのですから。罪の償いは、贖罪の丘でさせればよいのです。それよりも……」
教皇はそこでヴァリアス将軍に視線を向けた。
「ここの警備体制を今以上に強化するのです。ここから脱出するなんて事はないでしょうが、万が一という事がありますからね。よろしく頼みましたよ、ヴァリアス将軍」
「ハッ、猊下」
ヴァリアス将軍はアズライル教皇に向かい、恭しく頭を垂れた。
その後、アズライル教皇は人の好さそうな笑みを俺達に向け、捨て台詞を吐いてから、この場を立ち去ったのである。
「では、貴方がたが女神イシュラナに贖罪する日に、またお会い致しましょう」と――
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ