Lv30 巡礼地ピュレナ(i)
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は反射的にしゃがみ、首まで泉につかった。
そして、声の聞こえた入口に振り返ったのである。
するとその直後、入口から、フードを深く被って顔を覆い隠した漆黒のローブ姿の存在が、ユラリと姿を現したのであった。
フィオナは叫ぶように言葉を発した。
「何者です! こちら側の泉は男子禁制ですよッ」
【ええ、勿論、存じておりますとも】
「ル、ルッシラ! 誰かッ!」
フィオナは泉の入口付近に待機しているであろうルッシラ達に、慌てて呼びかけた。
しかし、ルッシラはおろか、他の騎士も現れなかったのである。それどころか、返事すらないのであった。
ローブ姿の存在は愉快そうに言葉を発した。
【ククククッ、助けを呼んでも無駄ですな。外の者達は今、ぐっすりと眠っているところだ。起こさずに休ませてあげたまえ。クククッ】
ローブ姿の存在は泉の前に来ると、そこで立ち止まる。
それを見たフィオナは、泉につかったまま後ずさり、険しい表情で弱々しく言葉を発した。
「一体、な、何をするつもりなのです」
【何をするつもりだって? クククッ、決まっている。貴方にとって良くない事だ。だが心配はするな、今はまだ命まで奪うつもりはない。といっても、後の事まではわからんがな。まぁそういうわけだ。観念してもらおうか、フィオナ王女よ……】――
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