Lv15 旅立ち
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さんは、昨日と同じように、ツインテールに丸メガネ、そしてサークレットに茶色いローブといった出で立ちである。
だが良く見ると、茶色いローブの下には魔法の法衣が見え隠れしているので、流石に守備面を無視した変装はしてこなかったようだ。まぁ当たり前か……。
それと武器は、修行の時にも愛用している祝福の杖であった。
アーシャさんはホイミとかの回復魔法が使えないので、この祝福の杖は、ある意味、アーシャさんにピッタリの武器なのである。
そんなわけで、今見た感じだと、アーシャさんの装備類に関しては、イデア神殿の時とあまり変わりがない装備内容なのであった。
とはいえ、そういう俺自身も、賢者のローブの上からジェダイローブもどきを着る姿なので、イデア神殿の時の見た目とそれほど変わらないのだが……。
まぁそれはともかく、今日のアーシャさんはそんな姿であった。
話は変わるが、風の帽子は今、俺がフォカールの呪文を使って預かっているところだ。
なぜ俺が持っているのかというと、アーシャさん曰く、失くすといけないからというのが、その理由である。要は用心の為というやつだ。
他にも、人に見せたくないというのもあるに違いない。
今のところ、アーシャさんにとっては唯一無二の宝物だし、こうなるのも仕方ないだろう。
そして俺は本格的に、アーシャさんの道具箱になりつつあるのであった。トホホ……。
悲しくなってくるので話を戻そう。
俺がアーシャさんの服装を見ていると、丁度そこで、アーシャさんと目が合った。
するとアーシャさんは少し首を傾げ、不思議そうに訊いてきたのである。
「今、私をジッと見てましたけど、何か気になる事でもおありですか?」
俺はとりあえず、適当に答えておいた。
「いえ、別に深い意味はないですよ。ただ、アーシャさんはどんな格好しても可愛いなと思って」
すると見る見るうちに、アーシャさんの頬は赤く染まり、慌てて顔を背けたのである。
「と、と、突然、何を言うんですのッ。そ、そんな事、い、今は関係ないじゃないですかッ。ふ、不謹慎ですわ」
かなり照れてるみたいだ。
というか、軽く褒めただけなのに、まさかここまで取り乱すとは……。
まぁこういうところも可愛いんだけどね。
でも機嫌を損ねられると後が怖いので、ちゃんとフォローはしておこう。
「すいません、アーシャさん。気を悪くしたのなら謝ります。今の言葉は忘れてください」
アーシャさんは恥ずかしそうに、上目使いで俺を見る。
「いや……その……ベ、別に、謝らなくてもいいですわ。……でも、こんな時に、そんな事を言わないでください。もっと他の時に……」
確かに、アーシャさんの言うとおりであった。
今はヴァロムさんの指示をちゃんと遂行するのが、一番の優先
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