新規適正艦娘と飛龍の戦い方
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ただっきまーす!!」
私はすぐさま親子丼にかぶりつく
「熱ぅ!!」
「...学習しろっての...」
提督は呆れたような顔でこちらを見る
ガングートはボルシチと睨めっこしていた
「早く食べなよ、冷めちゃうよ?」
「お前は急ぎすぎだ」
今日はよく提督にツッコまれるなぁ...
ふとそんなことを考えながらゆっくりと手を動かす
「ふん...どうせ貴様のボルシチなど...」
「どうだ?さすがに本場には敵わんだろうけど口に合うか?」
ガングートはボルシチを喉に通すと目を見開いてから我に返った
「我が国には1歩も及ばないがう、美味いぞ!!う、うむ...」
「そっか...お口に合ってなによりだ」
提督ははにかんでそう言った
あなたの笑顔を見ていると安心する
あなたが笑ってくれるのならなんでもいい
あなたが死ねというのなら、私は喜んで死にに行くのだろう
でも、あなたはそんなことは言わないでしょ?
「そういうあなたがとっても大好き...」
私は誰も聞こえもしない、微かな声でそう呟いた
「なんか言ったか?飛龍」
あなたが困っているのなら手を貸そう
あなたが決めたのなら私は鬼神にもなろう
だって私はあなたを...
「なんでもないよ」
私は精一杯の笑顔でそう答える
「そっか、冷める前に食っちまえよ」
「はーい」
艦娘としてではなく、人として...
あなたを愛しているから
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