着任〜艦隊合同作戦
加賀ちゃん初めての演習 後編
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んって確か海域で実戦してないよね?」
「あれっていつ覚えたのでしょうか?提督は分かりますか?」
瑞鶴と翔鶴が宮本に聞くと
「あの回避多分だけど、この前にサラトガが連れてきた子達と吹雪達に教えてもらったやつだな」
「1日だけであそこまで動けますかね?」
「一応、艦種は空母だが戦艦の砲積める設計になってるのもあるかな、多分。」
「スペックですかね?」
「翔鶴、スペックもそうだが加賀ちゃんはいろんな人に教えてもらっているからこそ、あの立ち回りが出来るのだよ。ちなみに、目標のロックオンの仕方は俺が教えたからな」
加賀が宮本に対して
「流石にあの子には貴方の戦闘スタイルを教えないでください」
と、注意をした
「わかってるよ、教えても多分出来ないよ」
だから大丈夫とアピールをした
「やはり、親子二人とも似たようなことをしますね」
加賀が笑いながら答えたその時ビスマルクが
「二人とも、イチャ付くのは良いけど演習をちゃんと見なさいよ、武蔵が中破した所よ」
「流石、俺と加賀の娘だな」
「そうですね、今後が楽しみです」
「居間の今の二人は武蔵の応援をする気がないのね」
ビスマルクがため息を吐きながら言った
戦艦、重巡艦娘が武蔵を応援し、駆逐、軽巡、空母艦娘が加賀ちゃんを応援しているちなみにビスマルクは今回中立なので交互に応援をしている
〜演習が始まり30分後〜
「それでは結果発表、武蔵は損害が68%、加賀ちゃんの損害は48%だ、よって今回の演習は加賀ちゃんだ」
加賀ちゃんの周りで沢山の拍手が響いた
「本日の仕事はこれで終了だ、全員しっかり休養をとり、明日に備えるようにちなみに大きく放送しているが特に何も無いからな。後、アイオワとサラトガの二人は至急、執務室に来てくれ。以上で解散だ。」
〜執務室にて〜
「さっきの事だが、サーさんは言わなくても分かるな?」
「そうね、敵が近海に来ている事かしらね」
「そうだ、先程妖精達から此処に居る筈の無いクラスの深海棲艦が出現したらしい」
「で、私達は何をすれば良いのかしら?」
「母さんはここで鎮守府を守れ、もしもの事があれば扶桑、金剛、グラーフを頼れ」
「私は?」
「サーさんは敵機の撃墜を頼む」
「了解、久しぶりに本気出すわよ」
「奴らは俺一人で片付ける2時間後に決行だ」
「「わかったわ、但し無理はしないでね」」
「絶対に鎮守府に傷をつけさせないぞ」
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