着任〜艦隊合同作戦
加賀ちゃん初めての演習 後編
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「許可無しに演習されると困るんだよな」
宮本は呆れながらアイオワ達に言った
「加賀ちゃんが提案したのですから、目を瞑ってくれませんか?」
加賀がお願いしますと頭を下げた、すると
「加賀、そこまでしなくても良い。そろそろ、加賀ちゃんにも演習させても良いかなと思っていた頃だ」
宮本がそう返すと
「妻と娘には甘いのに、母に冷たくするのはおかしくないかしら?」
「宮本君、冷たい対応は女性に対して適切では無いでしょう?」
アイオワとサラトガがブーイングを入れてきた
「二人には前に酷い目に会わされたからな、仕事では頼もしいが、プライベートなら恐怖の対象だ」
宮本がそう言うと影から
「余程酷い目に会わされたのですね?」
と、榛名が出てきた
「良く場所がわかったな、榛名」
「霧島のサーチのお陰です、榛名は霧島が言った所に来ただけですので」
榛名は来れて当たり前のように話した
「で、此処に来るとは何かの用件か?」
「はい、演習が開始5分前なので、演習海域に来てほしいとの事です」
「誰から伝えられたの?」
「加賀ちゃんがそう伝えて欲しいとの事だったので」
「榛名、ご苦労だった。持ち場に戻って良いぞ」
宮本がありがとうと伝えると榛名が
「全員が演習海域に集まってますよ。何せ空母と戦艦のタイマンですからね。では、榛名はアイオワさんとサラトガさんと一緒に行くのでお二人はごゆっくりどうぞ」
と、言った
「行こうか加賀、出掛ける準備は整ったか?」
「はい、貴方。では、行きましょう」
雰囲気を作ってくれた榛名に感謝しなくてはと思った宮本と加賀の二人であった。
〜午後六時頃演習海域にて〜
「これより、戦艦武蔵対空母加賀の一対一演習を行う、勝敗の決定は相手艦娘に損害を与えた割合及び、私と加賀、そこにたまたま居た瑞鶴と翔鶴とビスマルクで判定をする。ルールは以上だ何か質問は?」
と、宮本が言うと長門が
「まて提督、審査員全員が加賀に甘い面子ではないか、それでは不正になるのでは?」
と言うかなり痛い質問をしてきたが
「今回、私ら5人全員加賀ちゃんに公平に審査をしろと言われているから大丈夫だ」
と、返した
「それでは、只今より演習を開始とする。両者構えてから始めろ」
二人が準備したのを見て宮本は演習開始の鐘をならした
「さて、後は終わるまで見守るまでだな」
「そうね、ですがくれぐれも二人の戦いに水を指さないように」
宮本と加賀が話す隣で
「加賀ちゃん、頑張ってぇぇぇ?」
「鍛練の時を思い出せば行けるわよぉぉぉ?」
「二人とももう少し静かにしなさいよ」
瑞鶴と翔鶴が大声で応援し、ビスマルクが引き気味に二人に言った
戦況はやはり武蔵が優勢に見えるが、加賀ちゃんは回避しながら進んでいるのでノーダメージ
「加賀ちゃ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ