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世界をめぐる、銀白の翼
第五章 Over World
これが俺たちの出会いだね
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ジャク!コンドル!!》

「ハァッ!!!」

映司はオーズに変身し、部屋に飛び込んでそのまま空中の杏子を掴んだ。


「えぇ!?」

「いきなり何するんだ!!死んだら何も残らないだろ!!」

いきなり現れた仮面ライダーオーズタジャドルコンボ。
それが映司の別の姿であることなど、杏子にはわかるはずもない。


「は、はなせ!!」

「え?あ、暴れないで!!」


「「うわぁぁああ!!!」」



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「――――ってことがあって。まあこれが俺たちの出会いだね」

「フン」


時は戻って、翼刀の部屋。
今、この部屋には主要となるメンバーがそろっている。

まどか、ほむら、さやか。
部屋の主、翼刀。

そして招かれた映司と杏子だ。
杏子は最初こそ逃げようとしたが、映司に肩を掴まれて引きずられてきた。


「そ、それでどうしたんです?」

「その後公園に落ちてさ、変身を解いたら解いたでまたビックリさせちゃって」

「だからってこいつぐるぐる巻きとかしやがるんだぞ!?」

「いや、それは杏子ちゃんが悪いよ」

「はぁ!?」

「だって万引きしようとして、その後ホテルのガラスも割っちゃったんでしょ?」

「でもそれは―――」

「やったんでしょ?」

「うぐ・・・・」

「悪いことだよね?」

「ぐ・・・ぬぬ・・・・・」


「おぉ・・・まどかが押してる・・・・」

「この組み合わせは珍しいわね・・・・」


精一杯の抵抗をしようとする杏子だが、ズズズィッ!と寄ってくるまどかに後ずさってしまい、最後には何も言えなくなってしまった。

間違ってる、これしかない。
そう決めた時のまどかの頑固さは半端ないのだ。

流石は最主要人物である。



「それで?そのあとはどうしたの?」

「あぁ。その公園で魔女が出て、杏子ちゃんと戦ってやっつけて。その時に魔女のことを聞いたんだ」



それからというもの、ことあるごとに映司は杏子の前に姿を現す。

一回「このストーカー野郎!!」と思いっ切り罵ったらしいのだが「万引き現行犯」とバッタカンをちらつかされては何も言い返せない。
無論、警官などは軽く振りきれるし、いざとなれば魔法でどうにでもできるのだが・・・・


「そうしようとしたらコイツ、紫のおっかないのに変わりやがって・・・・・・」

まあそんなこんなで、魔女を倒すときに共闘したり、万引きを止めたり、ちょっかいを出したり(杏子が)、バイトをやらされたり(杏子が)で、色々と
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