演習の結果
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ツが問いかけるとカナの顔が苦くなる。あまり当てられなかったようだ
「全然。術は使えるだろうから不味いわね」
「本気で取りに掛かるぞ。まあ、とりあえずはそこからだ」
時間になり、目覚まし時計がなる。その時には三人共息を切らしていた。多少、怪我を負っているが大した怪我ではない。リンの腰に鈴が二つあって、それは誰も取ることが出来なかったことを示している
「残念ながら君達は鈴を取れなかったけど・・・・合格よ」
リンの言葉にレツは納得が行かないようで、彼女に問いかける
「何で?オレら取れなかったのに」
レツの疑問に、リンは柔らかく笑って答える
「皆で取りに来たでしょ?忍に必要なのはチームワーク。だから鈴を皆で取りに来た時点で合格にするつもりだったの。実力を見たくて続けたけどね」
「さて。今日はこれで終了!明日から任務があるから頑張ろう!」
リンの言葉に三人は笑顔を見せる。とりあえず正式に下忍となれたことに安堵したのだろう。しかし、まだ彼らは忍としての一歩を踏み出したばかりなのだ。大変なのはこれからである
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