第47話 ダンジョン探索(ライを求めて………そして伝説に………)
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で」
「はい、気持ちよかったです!」
「クキュー!」
「フリード!!」
ソファーの上で寝ていたフリードがキャロのところへ飛んできた。
「ふふ、二人は仲が良いですね」
「はい、フリードはいつも一緒でしたから」
笑顔で語るキャロにその場にいたルーテシア以外の女性陣が和んだのだった。
「そう言えば、レイと夜美はどうしたのですか?」
「それなのですが…………」
ウーノは今起きている出来事を説明し始めた……………
D?8………………
「ディエチちゃ〜ん、どこにいるの〜?」
クアットロが呼びかけるが返事はない。
「一体どうしたというのだ、ガジェットが稼働しているだけでも驚いているのに、まさか襲ってくるとは………」
「ドクターが何かやらかしたのではなくて?」
「それはないのではないのか?しかし…………はぁ………」
目の前にまた現れたT型とU型にトーレはため息を吐く。
「全く、次から次へとゾロゾロと現れて……………面倒だがさっさと倒して先に進むぞ」
「仕方ないですね、ディエチちゃんには今度おごってもらうことにしましょう」
トーレとクアットロも先に進んでいく…………
C?14……………
「魔神剣!!」
斬撃を生み出し、ガジェットを吹っ飛ばす。
「エニシアルダガー!」
ナイフ型の魔力弾を連射する夜美。
「くそっ、キリがない!!」
「もう少しで次のフロアだ!頑張れ夜美!」
節約しながら前に先に進む俺達。
「よし!!」
なんとか抜けた俺たちはその場に座り込んだ。
進んできて分かったことだが………
・あいつらはフロアの境目を超えてこない。その場合、目の前にいても攻撃もしてこない。
・フロアによっては出てくる数も変わる。
・フロアによっては、明るかったり、部屋が狭かったりと、そのフロアごとに特徴が違う。
・なぜかAMFを使わない。
・経路は複数あり、どこにつくのかは分からない。
と、こんな感じだ。
俺たちは今ちょうどフロアの境目に到達し少し休んでいる所だ。
「全く………さっきの場所はガジェットかなり多かったな。やはり選ぶ場所を間違えたのではないのか?」
「そうかもしれないな…………真ん中を行くべきだったか?」
あの後、ウーノさんがアジトのCPUに異常を発見したらしく、ガジェットが動いているのは、対侵入者迎撃用にスカさんが作った、『迷宮ダンジョン迎撃システム』が原因らしい。
スカさんが遊び半分で作ったもので、随分前に廃棄したとウーノさんは言っていた。
話によると、上記で言ったとおりの事が起き、それで侵入者をダウンさせるのが目的だとか…
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