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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
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 ベルゼルグ王国
 ゴタゴタしていると、魔法が通じない間に女王様を捕らえようとして、魔族軍が遠巻きに近付いていた。
「お、お前行けよ、勇者一行だぞ、捕まえられたら報奨金物だぞ」
「嫌だ、あんな化物女捕まえられる訳がないだろ? あの剣だけでも絶対死ぬ、あの男だって魔王様倒したそうじゃないか? 無理だ」
「あのチッコイのも賞金首の姫だってよお、他のも元王族だから…」
 連れていけば金になるか、傀儡政権の王子として占領政策にも利用できる。
 現在魔法禁止ルール?になっているので、恐れながらもジリジリと近寄ってくる兵士達。
 それでも先頭の者は剣技によって肉の塊に変えられてしまう。包囲を崩されて駆け抜けられると、もう一回屍山血河を作られる。
「あそこに天使と女神いるから、上手く行ったら生き返らせてくれるかも?」
 希望的観測と報奨金と、勇者捕縛の名声に釣られて、後ろからも押されて前進してくる魔族軍。

「魔王軍に囲まれてる? そうだ,アンタ勇者だろ? そこの人も天使だし、あいつら追い払ってくれよっ」
 市民の方も盛り上がっていて、天使と勇者がいるなら魔王軍を追い払うのも簡単なことだと思い始めていた。
「「「「「「「「「「勇者、勇者っ、勇者!」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「天使っ、天使っ、天使っ!」」」」」」」」」」
「「エ?」」
 銀のアクアは背中に羽背負っていたが、天使とのリンクが切れてしまい、頭上の光輪も浮いてはいるが光がオフ状態。
 魔法も使えないアホ女神が二人居るだけで、水を呼ぶのも電撃も光属性?の魔法も停止しているので役に立たない。
 コピーカズマも天使の使用人に匹敵する働きができるはずだが、本人にその認識も無く、魔法も知らないし停止している。
 何より膝が笑っているヘタレなのでので魔王軍には対抗すらできない。
 現在魔族軍に対抗できそうなのは、女王様の剣技だけしか無い、それも百人に襲いかかられると、身動きもできずに剣も震えない。
(ボクちゃんぴ〜んち)
 カズマも一応剣に手をかけてみたが、サッキュバス親衛隊もおらず、言葉を喋る知的生物である魔族は斬れない、非常に無力なヘタレだった。

「何の騒ぎだ、静まれいっ!」
 そこに占領軍精鋭の火竜部隊指揮官で次期魔族軍司令官、世紀末覇者ちゃんまで来てしまった。
「ああ〜!アタシぶっ殺した悪魔、ここで合ったが百年目」
 カーボン骨格すら持っていない、防御力ゼロの生身で魔法も無い、金のアクアが立ち向かってみたが、喧嘩っ早くてもやっぱり無力で、女神なのに自滅スイッチが入って「汚染」されて「感染」もしている。
「うむ? 貴様は先日倒した拳士(モンク)、うぬは不死身か?」
 破壊不能のコントロールチップから復活できるので一応不死身だったが、実力が伴わな
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