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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
切り札
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姫の安全の為、アルカディオスはこの場を引こうとしており、
ユキノはそれの護衛を行おうとしていた。

「・・・・・・いいえ・・・ここに居させてください・・・
 私には、見守る義務があります。」

ヒスイ姫は怯えているが、ここに残る事を決めた。

「「皆ーーーーーーーっ!!!!」」

「ルーシィ様!!!!」

「ミント!!!!」

ジルコニスに飛ばされたルーシィと、
それを追いかけて、さらに過去のルーシィに頼まれた本を
届けに行ったミントがここに戻って来た。

「ルーシィ!!?」

「じゃあ、こっちのルーシィは・・・」

「だから未来から来たルーシィだってば!!!」

ルーシィの存在に驚くエバーグリーンに、
過去のルーシィを見てそう言ったビックスルーに対して、
ハッピーがそう言う。

「!?ちょっと、大丈夫なの!!?」

「未来ルーシィ!!!」

未来のルーシィの容体を見て驚くルーシィとミント。

「ミントは、これを!!!」

「わかった!!!!」

ルーシィはミントに、未来のルーシィがミントに私は本を渡した。
ミントは急いで、ヒスイ姫達の元へ行った。

「これ見て!!!!」

「?何ですか、これは・・・?」

「未来のルーシィのメモ帳!!」

「未来のルーシィの?」

「ええっと・・・このページ!!!」

ミントはメモ帳を開き、あるページに書かれている事を見せた。

「しっかりして!!!!」

ルーシィは未来のルーシィにより、声をかける。

「よかった・・・無事みたいね・・・」

「無事じゃないでしょう!!!!あんたはこんな怪我をして・・・!!!!」

「もし・・・あそこで、あんたが死んだら・・・あたしまで、いなくなし・・・
 扉は、閉めれなかった・・・かもしれない・・・じゃない・・・?
 あたしが、死んでも・・・あんたは大丈夫・・・この未来を、
 変えられるのは・・・この時代の人、だけ・・・だから・・・。」

「・・・あんた・・・。」

「メモ帳・・・見たんなら、わかるでしょ・・・?
 次を、どうる、か・・・!!」

「・・・・・・。」

未来のルーシィの言葉にルーシィは無言で頷く。

「このページ?」

「そう!!!!」

「『万が一、この時代において、(エクリプス)が破壊された場合、
 未来において(エクリプス)は存在しない。
 連鎖的にあたし達の存在は消える。』」

ユキノがページに書いていた内容を読んだ。

「これはどういう事だ?」

理解できない、アルカディオス。

「つまり今、この時代で(エクリプス)が破壊されたとするでしょ?
 すると未来は『|扉《エクリプ
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